56.激闘の末 ページ9
爆「っ、てェな…！」
《た、立ち上がった爆豪…！どうなる…！？》
腕を押さえてこちらを見る爆豪。
＿＿疲弊してる！！
思いっきり足から氷を出して爆豪に近づいた。
彼もそれに気づき歯をくいしばってこちらに向かってくる。
蛍「っく！！」
ステージの端側にたってる……！！熱風だ…、熱風を起こしてふき飛ばす。
青い炎が半身を覆い、私も歯をくいしばる。
やれる＿＿！！
"蛍……"
蛍「…！！」
爆「負けるかァァ！！」
大きな爆発音が聞こえて＿＿一瞬だけ意識が飛んだ。
蛍「ハァ…、ハァ……！」
《ば、爆煙から出てきたのは…、＿＿＿＿＿轟だァァ！！》
ワアアア、と歓声が上がり私の体操着はすでに燃えカスとなっている。中の服は耐熱性素材で出来ていたため恥ずかしいことにはなっていない。
《爆豪は…！？……っとォ！！場外で倒れているのは爆豪だァァ！！》
あの後……炎と爆破がぶつかった後…双方ふっ飛ばされて意識が飛んだと思ったけど…何とか保ってる…。正直、今にも倒れそうだけど。
台の上から落ちていたのか、ミッドナイトが立ち上がり手を上げて勝敗を告げる。
ミ「爆豪くん、"轟さん"………"場外"！！」
《はぁ！！？》
蛍「なっ…！！」
ガバッと自分の右足を見ると＿＿＿一歩分、出ている。
ミ「よって爆豪くん、轟さん＿＿引き分け！！」
「うおおお！！何じゃそりゃ！！」
「まあでもあれだけ高威力の２つの力がぶつかりゃあな……、」
「あの生徒二人とも強かったな…。」
蛍「ッ…！」
眉をひそめて拳を静かに握る。
ぬかった…、あともう少しで……！！
《以上で全ての競技が終了！！今年度、雄英体育祭１年優勝は＿＿…Ａ組 爆豪勝己 & 轟 蛍！！！！》
ワアアア＿＿！！
＿＿＿＿＿＿
リ「ったく…、アンタも充分無茶してんじゃないかい。」
蛍「…」
ロボットに運ばれる爆豪と一緒に医務室へ来た私。擦り傷、打撲、その他いろいろ。私も彼もボロボロだ。
リ「んじゃ治癒するよ、そこに座んな。」
蛍「……私は後で結構です。先にベッドで寝てる彼を。」
結果が気に入らない私は椅子に座って少しうつむいて息をはいた。
リ「……よし、腕の火傷も完治。他も大丈夫そうだね。」
どうやら爆豪の怪我は完治出来たみたいだった。今度は私の前に歩いてきて椅子に座る。
リ「さ、次はあんただよ。」
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pino(プロフ) - 桜さん» エンデヴァーって絶対親バカだと思うんですよね…笑 (2019年7月3日 20時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - エンデバーw親バカw (2019年7月3日 20時) (レス) id: 7bef5e0dd1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 美加代さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)頑張ります！ (2019年5月6日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
美加代 - めっちゃ面白いです！もう毎日更新楽しみに待ってます！これからも応援してます！頑張って下さい！ (2019年5月6日 6時) (レス) id: 3ef79b5796 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 南風さん» 漢字難しい…！コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年3月15日 16時
