97.もう嫌だ ページ50
オ「なるほど！さっき氷結を出したのはこういう事か！」
奇襲の爆破も避けられ彼は返り討ちにあう。
オ「よい、しょ！」
蛍「！？」
こちらに爆豪の体が投げられる。
蛍「〜っ！！」
すかさず受け止めしゃがみこんで彼の上半身を支える。ズキズキと痛む片腕。
オ「いい連携じゃないか！」
爆「クソが…！！」
蛍「くっ…！」foosh
緑谷の所へは行かせない…！
炎を出しても風で打ち消される。
氷結を出して土台を形成して飛躍。
オ(いない？…上か！)
蛍「う"ぅ…！！」foosh!!
最大火力の蒼い炎がオールマイトへ向けられる。って、いうのに…
オ「危ないな！」GRAP!
蛍「っガ、ハ…！」
まるで効かない＿＿威力が落ちてる。
炎の中から伸びてきた手は私の首を掴む。
爆豪も捕まった。
私も首を掴みあげられてる。
緑「轟さん！！かっちゃん！！」
爆「はよ行けやクソナード…！！」
蛍「…は、やく」ﾊﾟｷﾊﾟｷ
オ「った！？」
限界。
爆「折れて折れて自分捻じ曲げてでも選んだ勝ち方で、それすら敵わねぇなんて…＿嫌だ＿…！！」
氷が別の手で爆豪を押さえつけるオールマイトの半身を覆った。
オ「威力が落ちてるぜ…こんな薄い氷じゃすぐに割れて自由の身！身体中、霜だらけじゃないか…震えてるぞヒーロー。」
蛍「ハァ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
吐き出す息は白い、炎を使ったにも関わらず霜が身体中についてるのは体温調節が出来てない証拠。
オ「しかも片腕じゃ満足に戦えないだろ？君も諦めな。」
"おえぇ…！"
"立て、蛍"
強い力の前じゃ地面に伏せられて抵抗すら出来ない。
蛍「必死、に…戦って、ねじ伏せられて…それでも"今度こそは"…立ち上がって…戦ってるのに…、」
オ「…」
蛍「な、のに…」
震える手でガシッと太い手首を掴んで力を込める。
蛍「"また"抵抗、も…なにも出来ず、に終わる、なんて＿＿そんなの…」
"ううッ…うっ、"
蛍「もう、嫌だ…。」
〜緑谷side〜
蛍「そんなの＿…もう、嫌だ…」
かっちゃん＿＿！！！轟さん＿＿！！！
力が身体中を巡り歯を食いしばる。
オ「っと行かせんぞ！緑谷少年！！」
振り向いた矢先に僕は跳んで拳を構える。
緑「退いてください、オールマイト…！！」
smash！！
その頬を思いきり殴り飛ばす。
轟さんは意識があり、僕はかっちゃんを持って走った。
蛍「緑谷…！どうして＿！！」
緑「走って！！」
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pino(プロフ) - 桜さん» エンデヴァーって絶対親バカだと思うんですよね…笑 (2019年7月3日 20時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - エンデバーw親バカw (2019年7月3日 20時) (レス) id: 7bef5e0dd1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 美加代さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)頑張ります！ (2019年5月6日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
美加代 - めっちゃ面白いです！もう毎日更新楽しみに待ってます！これからも応援してます！頑張って下さい！ (2019年5月6日 6時) (レス) id: 3ef79b5796 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 南風さん» 漢字難しい…！コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年3月15日 16時
