【名探偵コナン】不老不死になっていた件について。【男主】

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神様とLINEをしながら歩いていると人通りの多い道に出た。
みんな俺を見ていないのでまだ気付かれていない様だが、顔面やら脚やら色々な所に怪我をした痕跡がある。見られたら厄介だ、と思い俺は来た道を戻って、路地裏へと入っていった。

黒いジャケットを着ているから上半身の血の跡は隠せるけれど、下は白のスキニーを履いているので隠せそうにない。

なにか隠せるものはないかとカバンの中を漁ってみると、念のため持ってきておいた包帯が目に入った。
包帯も白だし、ズボンも白だし、これなら隠せるのでは、と思いつきズボンの上から包帯を巻いて隠してみることにした。

近くから見たらバレてしまうかもしれないけれど、遠くから見たら全く違和感がなさそうだ。

そしてもう一度携帯の画面に写っている銀行内の防犯カメラの映像に目を移す。


あれ？



「コナンくんがいない」

色々な角度の映像に切り替えてみたが、どこを見てもコナンくんが銀行内に居ないのだ。

まさかバレた？
いや、でもコナンくんも記憶が無くなっているはず。バレるはずがない。

俺のその最悪の考えを肯定するかのように後ろに引かれた俺の腕。

「おわっ！？」


吃驚して後ろを振り向けば、キラリと光るメガネが見えた。

コナンくんの息は切れ切れで、俺の後をつけて走ってきたことが見て取れた。

なんで俺の後を？
記憶は無いはずなのに。

「えっと、コナンくん、だよね？昨日の……。どうしてここに？」

今日コナンくんが俺と同じ銀行に居たことに知らないふりをして話しかけてみる。

コナンくんは俯いていた顔を上げて、俺を少し睨むようにして見ていた。









「ねぇお兄さん、なんで生きてるの？」


「……え、？」




何を言ってるんだ？

イラストを……頂きました…(号泣)→←FILE.17

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