ほくてぃーの短編集

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side_樹





慎太郎の言ってる事は何も間違ってはいなかった

けど、それに気付けなかった自分に腹が立っていた





ジ「彼氏としてカッコイイとこ見せてこい」





ジェシーにそう言われて、楽屋を飛び出した



向かった先は、屋上
北斗は何かがあると、大体屋上に居る

これは、俺だけが知ってる秘密





「北斗！」





俺が屋上のドアを開けて叫ぶと





京「あ、やっと来た

じゃー、北斗バイバイ

素直になるんだよ」





先客が居たようだ





北「あ、りがと」





きょもほく！、といつもの俺なら叫んでたけど
今はそんな余裕はなかった



きょもに取られるかも、と少し不安にもなった

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