school 21 ページ20
「やばい、テヒョンとはぐれてしまった」
先程買ったりんご飴片手に、その場から動けずにいる私。
目の前には人、人、人……
知らぬ間にから揚げを買ってしまっている自分が情けない。
「だって美味しそうだったんだもん!!」
誰に向かって言い訳をしているのかはわからないけれど、とりあえず今迷子なのは理解できる。
ええええ、どっちから来たっけ私!!
あんなイケメンを見失うなんて困ったもんだよまったく。
今頃逆ナンされてないか心配だ。
「お姉さん、一人?」
急に聞こえた男の声。
待ちわびてた声とは違うな、と顔をそちらに向けると男の人が2人で立っていた。
「いや、今はぼっちだけど3人です」
「そうなんだ、一人なら俺らと回らない?」
「遠慮しときます」
そう言って、とりあえずあの2人を探そうと歩き出した時、ガシッと掴まれた私の右手。
あ、りんご飴落ちた。
「ちょ!!何するんですか!りんご飴落ちたじゃないですか!」
「つれないなぁ、りんご飴くらいいいじゃん。俺らと遊ぼうよ」
りんご飴くらい?聞き捨てならんな!!食べ物の恨みは怖いんだから!!
「ちょ、離してもらえますか。友達の所に行かないといけないので!!」
「ちょっと付き合えって言ってるだけじゃん。大人しくしてろよ」
声色が変わった男に、少し警戒心を覚えた時だった。
急に目の前から、ぐえっという声とともに男が消えた。
ん?なんだ?新手のテレポート?
JK「気安くAに触ってんじゃねーよゲスが」
え?ジョングク?なんで居るの?
ありがとうより先にその思考が出てくる私って。
911人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
uri(プロフ) - サラさん» ありがとうございます! (2022年9月20日 10時) (レス) @page25 id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 23が飛んでます!!いちいちごめんなさい……。 (2022年9月20日 7時) (レス) @page24 id: 7557d02cd0 (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - サラさん» あ!本当ですね!ありがとうございます!直しておきます!たぶんまだ書いてないやつが勝手に更新されてました!すいません! (2022年9月18日 8時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 余計だったらすいません。エピソード17飛ばして18になっちゃってます!それとエピソード20は何も書かれていないのはなぜ,,,? (2022年9月17日 22時) (レス) @page18 id: 14c2b1cff3 (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - サラさん» サラ様コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しすぎます泣頑張って書き続けたいと思います! (2022年9月17日 19時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:uri | 作成日時:2022年8月31日 22時