ep.2 初めての訓練―BATTLE― ページ10
夢主「(そろそろ5分経つよね…)」
Aは、時間の経過を確認すると、建物へは入らずに、真っ先に個性を発動する
夢主「―
するとその直後、Aを中心に、不可視の風が吹き、Aの髪をなびかせる
夢主「(下層階にはいない…10階と15階に3人ずつ…最上階の20階に残り全員か…
ただ、一人だけ動き回っているのがいる…おそらくは爆轟君ね)
かなり本気でかかってきているようだけど、あまり意味はないわね」
そう呟くと、ゆっくりとビルの中を歩いていく
しかし、先ほど同様、足跡や物音は一切しない
それから少したって、Aが階段の5階に差し掛かった時、上から爆豪が襲い掛かってきた
爆豪の攻撃をフロア内へ移動することでかわしたAは、そのままフロア内を走る
爆豪が土煙を払って、フロア内に入ったときには、Aの姿はそこにはなかった
爆豪「うおおおぉぉぉぉい！ 逃げてんじゃねーよ!!
俺と勝負しやがれぇ!!」
爆豪が叫ぶも、返事が聞こえるわけもなく、ただビル内に爆豪の声が反響するだけだった
苛立たしげに舌打ちをしながら近くの壁を殴りながら爆破すと、再び叫びながら廊下を進んでいく
しかし、ここで爆豪にとっての誤算があった
先ほど自分が壁を爆破させた影響なのか、フロア全体が真っ暗なのだ
矢無負えず爆豪は自分の手を爆破させながら、そのわずかな光を頼りに進んでいく
しかしそれでも、爆豪の悲鳴が上がるまで、さして時間はかからなかった
爆豪「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
・
・
・
それから五分後…
クラス「「「「「ま、負けた・・・・・・・・」」」」」
ビルの地下にあるモニタールームで、Aを除くクラス全員が壁にもたれかかったり、床に四つん這いになるなど、非常に落ち込み、どんよりとした空気が漂っていた
ｵｰﾙﾏ「いや〜、A少女の力がここまでとはねぇ…
恐れ入ったよ」
夢主「いえいえ、私などまだまだですよ…
ただ、今回は相手が素人同然だったから助かったんです
もしこれが本物のヴィランとの戦いであれば、今回のようにこなす自信はありません」
ｵｰﾙﾏ「しかしまぁ、君もまだまだこれからがある
この雄英で、彼らと共に成長していくといいさ」
夢主「ありがとうございます、オールマイト」
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そよ - 緑谷君がいないですよね。 (2020年8月16日 6時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - わー♪頭の中がパンクしそう♪設定、特に今のE組の関係しりたい♪憧れって殺せんせーかな♪ (2020年1月14日 0時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - 天川さん、リクエストありがとうございます！できる限り頑張ってみます!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
天川(プロフ) - 見させてました！！主人公は緑谷くんの立ち位置なんですね！そこでリクエスト？をお願いします。緑谷くんを敵の方で登場させたりはできないでしょうか…？そんな展開も面白いかな〜ということで、お願いします。 (2018年9月29日 22時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2018年9月22日 16時
