ep.7 敵との遭遇―Encounter― ページ31
夢主「正面に現われたモヤ以外は、広場で相澤先生がひきつけてくれてる
モヤの敵も、今は13号先生が相手をしてくれている
私たちがするべき行動は、下手に先生たちの交戦に干渉せず、外部と何らかの方法で連絡を取り、援軍を呼ぶこと
敵側の個性で、通信機器が全てやられていると仮定すれば、連絡を取る手段は一つ…直接誰かが連絡に走ること
それも…外に敵がいることを想定して、機動力に優れた者が走る
このクラスで長距離を走ることに適していて、最も機動力が優れているのは飯田君、あなたなのよ？
クラス委員長としてではなく、＜ヒーローを目指す者＞として、貴方に知らせに走ってほしいの」
そこまで言ったエリーは、我に返ったように飯田の襟首から手を放し、「ごめんなさい、少し言い過ぎた…」といって、気まずそうに視線をそらす
しかし、飯田は逆に気にしていないというように首を左右に振る
飯田「君の気にすることじゃない
確かに君の言う通りだ、今は委員長としての行動ではなく、まずこの場にいる皆の安全を第一に考えるべきだったのだ
本校舎への知らせには、俺が行こう
しかしその間…みんなはどうするんだ？
いつまでもここにいるわけにはいかないだろう」
夢主「それに対してもちゃんと策を考えてあるから心配しないで
それよりも早く、今は本校舎へ！」
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それから数分後、クラス全員に作戦の全容を伝えたエリーは、作戦開始の瞬間を切り出すべく、13号と敵の攻防へと意識を向ける
夢主「・・・
(殺気から、ずっと13号先生がモヤを吸い続けているにもかかわらず、向こうは平然としている…
おそらく、生み出せるモヤの量に上限はないということ
だとしたら、13号先生は今、完全に遊ばれているか、時間稼ぎに利用されていると考えられる
なら、一気に状況をひっくり返す…！)
13号先生、伏せて！」
エリーはそう叫ぶと同時に、八百万に作ってもらったスタングレネード(閃光弾)を、敵の上空に向かって投げ、自らも体を低くし、目と耳をふさぐ
約2秒のタイムラグを置き、耳をふさいでいてもうるさいと感じるほどの爆音と、激しい光を感じると、それが収まるとほぼ同時にエリーは次の手を投じる
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そよ - 緑谷君がいないですよね。 (2020年8月16日 6時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - わー♪頭の中がパンクしそう♪設定、特に今のE組の関係しりたい♪憧れって殺せんせーかな♪ (2020年1月14日 0時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - 天川さん、リクエストありがとうございます！できる限り頑張ってみます!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
天川(プロフ) - 見させてました！！主人公は緑谷くんの立ち位置なんですね！そこでリクエスト？をお願いします。緑谷くんを敵の方で登場させたりはできないでしょうか…？そんな展開も面白いかな〜ということで、お願いします。 (2018年9月29日 22時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2018年9月22日 16時
