ep.4 がんばれ飯田君！ ページ16
翌朝 雄英高校正門前
記者「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」
梅雨「けろ？」
夢主「…はい？」
Aがいつも通りの時間に家を出て、梅雨と一緒に学校へ向かっていると、校門の前にいた記者にいきなりインタビューされた
しかも、周りを囲むようにして記者やカメラマンが大勢いるため、学校に入ろうにも入れない
夢主「(これ、ちゃんと取材許可とかとってるのかしら…？)
すみません、通してもらってもいいですか？
私たち、これから学校があるので」
梅雨「時間に余裕はあるけどね」
夢主「梅雨ちゃん、それ言っちゃダメよ」
梅雨「けろ・・・」
記者「それで、オールマイトの授業はどんな感じなんですか!?」
梅雨「そうねぇ…」
夢主「梅雨ちゃん」
話に割り込んできた記者の質問に答えようとした梅雨を、エリーは名前を呼び、首を左右に振ることでたしなめる
夢主「記者の方々に、つかぬことをお伺いいたしますが、皆様は雄英からの取材許可を得ておいでですか？」
記者「それは…持ってないけど…
それよりオールマイトｎ((夢主「であれば！」))っ！」
夢主「私どもの口から申し上げることは何一つございません
速やかにお引き取りください
梅雨ちゃん、行きましょう」
そういってエリーは梅雨の手を取り、有無を言わせないオーラで周囲の記者を黙らせて校門をくぐる
校舎に入り、下駄箱の手前まで来ると、エリーはつないでいた梅雨の手を放し、振り返った
夢主「ごめんね梅雨ちゃん、大丈夫だった？」
梅雨「なんともないわ
けどすごいのね あれだけの大人を相手に一歩も引かないなんて」
靴を履き替えながら梅雨が言ったその言葉にエリーは自嘲的な苦笑を浮かべる
夢主「まぁね…」
梅雨「？」
珍しく言葉を濁したエリーに、梅雨は疑問を覚えるも、靴を履き替え終えたエリーは、梅雨を待たずに歩きだしてしまう
夢主「ごめん梅雨ちゃん、私職員室に用があるからまた後でね」
あと、さっきのこと、みんなには秘密ね？」
そういったエリーは、いつもと変わらない様子で、先ほどまでのが嘘のようだ
しかし、立ち去ったエリーの背中は、これまでに見たことないほど決意に満ちたものだった
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そよ - 緑谷君がいないですよね。 (2020年8月16日 6時) (
レス) id: b161648529 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - わー♪頭の中がパンクしそう♪設定、特に今のE組の関係しりたい♪憧れって殺せんせーかな♪ (2020年1月14日 0時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - 天川さん、リクエストありがとうございます！できる限り頑張ってみます!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
天川(プロフ) - 見させてました！！主人公は緑谷くんの立ち位置なんですね！そこでリクエスト？をお願いします。緑谷くんを敵の方で登場させたりはできないでしょうか…？そんな展開も面白いかな〜ということで、お願いします。 (2018年9月29日 22時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2018年9月22日 16時
