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赤×桃 ページ9

赤「ごめん!急用できて家帰らなあかんねん!」

緑「そうなん?」

青「仕方ないな」

赤「ごめんなほんまに!」

桃「俺も送ってくわ」

赤「え、ええよ!」

桃「いやあかんて。またこないだみたいな奴いたらどうすんねん」

緑「そうやでしげ。」

赤「…分かったー」

桃「じゃあ神ちゃん、流星、また明日な」

俺としげは店を出た。


帰り道。気のせいなんかな?

分からんけど、しげの口数が少なかった気がした。

店でもボーッとしてたし、なんかあったんかな?

赤「ここ、やで」

桃「へ〜初めてしげん家来たわ。」

赤「じゃあ、また…な!」

桃「おう」

なにかまだ言いたそうなしげ。

桃「どしたん?」

赤「あ、いや…」

桃「なに?なんか言いたいんやろ?」

赤「…俺ってさ、小瀧のものやろ…?」

桃「え?せやで?」

赤「や、やんな!」

桃「なに当たり前のこと言うてん。じゃあな」

俺はこのときの言葉の意味を深く考えなかった。

また後悔することになるなんて知らずに。

赤×桃→←赤×桃



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:・み・ | 作成日時:2019年5月22日 12時

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