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赤×桃 ページ30
赤「俺は…これからもずっとそいつだけを好きでいたい」
男「…うん」
赤「やから…別れてほしい」
しげは真っ直ぐ男の目を見て言った。
男「…分かった。
大毅、幸せ奪ってごめん。
謝って済むことじゃないって分かってる。
…好きな奴と幸せなってな」
赤「ありがとう」
男「じゃあ…またな。早くそいつのとこ、行ってやって」
男は泣きながらその場を去った。
と同時に、しげは座りこんだ。
赤「…怖かった」
今すぐしげを抱きしめたい。
でもしげは俺のこともう好きやない。
だからそんなことしていいはずがない。
俺の一方的な気持ちでしげを傷つけてしまうのは嫌や。
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作者名：・み・
| 作成日時：2019年5月22日 12時
