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赤×桃 ページ13

桃「…は?」

赤「俺さ、よう考えたらそんな小瀧のこと好きやなかったみたいやねん」

桃「そういうのいらんから。さっき好きなとこいくらでも言える言うてたし」

赤「いや、ほんまやから。ノリで言うたに決まってるやん。好きなとことか無いし。」

待って、こいつはなに言ってん?

嘘やって思いたいのに、真顔でしげが言うかそうは思えなかった。

赤「正直さ、いつ言おうか迷ってたんや。でもあまりにも小瀧がしつこかったからさ。」

桃「意味…分からないんやけど」

赤「そういうしつこいとこ、俺嫌いやねん。疲れるし」

ほんまにこいつはなにを言ってるん?

桃「お前のこと心配してやったんやぞ」

赤「勝手に心配されても困るんやけど」

桃「ほんまになんなん。どうせ嘘ついてるんやろ。」

赤「いや、ほんまやから」

桃「…俺のこと好きって言ったのも嘘やったってこと?」

赤「せやで」

桃「俺がしげに好きって言ったとき喜んで泣いてたやん」

赤「そうやったっけ?覚えてへんわ」

赤×桃→←赤×桃



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:・み・ | 作成日時:2019年5月22日 12時

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