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(side RED)
カウントダウンコンサートの終演後。
先輩のとこ寄ったり後輩に集られたりで散り散りに楽屋へ戻る中、ほくほくとお年玉を抱えたニコニコ顔のAがいちばん遅く楽屋に戻ってきて。
「いっぱいもろた」
濱「嬉しそうな顔ww」
「んふふ」
神「お正月に好きなもん買いw」
「ほくほくやぁ」
藤「A仕事始めまで帰ってこんの？」
「うん、暫くドロンやで」
中「ドロンてwおっさんかw」
藤「しげ寂しいんちゃうん」
「…寂しいかな？ほな早めに帰ってくるけど」
いや、寂しいやろそれは。
でも寂しいとかあんまり言わんから、まあゆっくりしてきたらええんちゃう。
俺もある程度ゆっくりする予定やし、…会いたいのは会いたいけど。
小「ほな皆良いお正月をー、やな！」
「望、年明けから早々にミュージカルやろ？頑張ってなぁ」
小「え、抱きしめるんアリ？」
「え、無し無し。」
神「じゃあ皆また正月明けな〜」
桐「正月あんま餅食いすぎたらあかんで〜」
中「でかいブーメランやなw ほなまたな」
濱「姫さん気付けて帰るんやで〜またみんな正月明けにな！」
藤「Aまじで新幹線被ったら起こしてな」
「はぁい、素敵なお正月を〜！」
重「またな〜」
順番に楽屋を出て、マネージャーの運転する車に乗り込む。
俺とAは同じ車で、帰る家は各々の自宅なんやけど。
帰省の準備もあるし、出るタイミングも違うしってことで。
「しげちゃん、寂しい？早めに帰ってこよか？」
重「そんなん、気にせんとゆっくりしてきたらええねん、俺かて実家帰るんやし」
「じゃあ近況写真送ってあげよか？心配やろ？」
重「心…配やけど、たまにはなんも考えんとゆっくりしたらええやん」
「あ、大丈夫私オフでもずっとしげちゃんのこと考えてるから」
重「重いなお前！w」
「そうやろ〜重いんやで〜〜」
重「ええて、気にすんな。またすぐ会えるやんけ」
「年明けちゅーしとく？」
重「アホ、人前ではせんわw」
「あ、じゃあしげちゃんの家寄る時ちょっと待っててもらっていいですか？すぐ戻ってくるんで」
重「家上がってキスだけしようとすな！w」
寂しさを紛らわせるみたいな冗談の言い合いの響く車内が楽しかったおかげで、宣言通り俺の家の玄関まで入ってしたキスの寂しさを一層増して感じて。
微笑みを浮かべながら軽く触れた唇を離したくなくて、二人の身体を溶け合わせるように、細い腰を軋むほど抱いた。
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亜由 - 楽しく読まさせて頂いてます。イブとクリスマスのお話が読みたいです。イブはシゲとクリスマスはメンバーと一緒のお話。 (2022年12月23日 16時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 亜由さん» 亜由さん、コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです、丁度本日書いていたので書き上げる活力になりました。ありがとうございます、それとお待たせしたようですみません。またお時間のある際に覗きに来て頂けると喜びます。楽しんで頂けますと幸いです。 (2022年12月20日 21時) (レス) id: 4b185b5ed0 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。白と赤の日常のお話が読みたいです。 (2022年12月20日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆 | 作成日時：2022年11月17日 18時
