私のパパとママ。

43話 ページ49

藍沢side







今日はAの退院の日。







緋「退院おめでとう。って言っても、明日からもここに来ることになるけどね笑」


『ありがとうございます。確かに笑』


白「明日から復帰なので、また娘をよろしくお願いします。」


藤「任せとけってー！」


冴「Aちゃん、カルテ整理頑張ろうね」


『あ、カルテ整理ならほぼ終わらせました笑』


名「さすが」


横「名取先生とは違うね」


名「なんだよ」


灰「ふふっ笑」


名「笑うな」


濱「仲良いですね笑」


藍「行くか」


『うん！』


白「じゃ、救命よろしくね」


緋「了解。楽しんできてね」









仲間に支えられ









仲間に頼り合う








そんな関係が築けたほんの数分。









でも、その時間は何よりも幸せな時間。









一家団らんの日。








仲間に感謝しながら過ごそうと思う。








『パパ、ママ。』


白「ん？」


『ありがとう』


藍「いいから、早く乗れ。」









Aからのありがとう。








嬉しさのあまり顔に出そうになった。









負けじと早く乗るように急かす俺も









ちょっと悪いな。笑









なんて思いながら車で目的地へ向かった。

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