42話 ページ48
Aside
ドクターヘリが飛んでいく姿に復帰したい。
そう思うしかなかった。
濱「Aさん」
『あ、濱谷くん。お疲れ様。』
濱「お疲れ様です。」
『聞いたよ?転落男性の処置、完璧に出来たって!すごいね。』
濱「そんなことない…」
『ねぇ、濱谷くん?あそこにいる灰谷先生なんだけどね。
私たちと同じフェローのとき、臆病で何も出来なかった。
でも、今の灰谷先生は違う。自信もつけて、今じゃ立派な救命医。
だからね、濱谷くん。今、自分に自信をつけなくてもいい。
でも、私から見たらすごい立派な医者。褒められたら素直に喜んでいい。
医者である濱谷くんが認められたってことなんだから。
私も尊敬してる。』
上手くは言えない。
けど、彼の自身になるなら言葉をかけたい。
そう思って言葉をかけた。
濱「ありがとう。復帰、楽しみにしてます」
『うん。』
同期って言える仲間は減った。
でも、これでもいい。
少なくても、尊敬出来る同期がいるなら
私はそれだけで幸せ。
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aoi20060520(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2019年2月23日 22時) (レス) id: fa456972a3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - のえるさん» 楽しみにしてますね! (2018年11月15日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年11月12日 22時) (レス) id: 826e548b7f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!次も楽しみにしてますね! (2018年11月11日 23時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2018年10月24日 21時