あの子はメンバーあの子は彼女 (ページ7)

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リハーサル
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中間side

『バカにされたって笑われたって〜♪』

本番前のリハーサル。それぞれ喉を温めたりほぐしたりハモリの確認をしたりしてるなか、聞こえてくるAの歌声はやっぱり何回聞いても綺麗。

ほんま、さっきまでの姿が信じられへんよな(笑)

そんなことを考えていたら隣にいたしげも同じことを思っていたようで

重「あいつすごいわ、ほんま」

中「な、二重人格なんかな」

重「あ、あとでAにチクッとこ〜淳太が二重人格言うてたで〜ってww」

中「やめてくれ、また絡まれるやろ笑」

なんて会話を繰り広げた。

まぁな、絡んでくるのも可愛いんよ？年下やしメンバーといえど一応ちゃんと女の子なわけやし。
でもさすがにAのあのテンションでずっと絡まれるのはしんどいねん(笑)

【リハーサル始めますスタンバイお願いしま〜す】

jw「はーい」

スタッフさんから立ち位置とか色んな指示を聞いて、実際に軽く1回通してみる。
そっから気になるところがあった人とか確認事項があれば確認して、問題なければリハーサルは終了。

リハーサル後、楽屋に戻ろうと歩き始めたら

中「うわっぉ、もぉ〜なにっ？」

後ろから思いっきりおんぶみたいに抱きつかれてバランスを崩しかけた

『さっき重岡から聞いたで〜？私が二重人格やってなぁ？笑』

中「あいつほんまに言いよったんか…笑」

『別にええやん！言われたら困ることなん？笑』

中「こうやって絡んでくるやん笑」

『うちに絡まれるのウザイってこと？！淳太くんひどい！うわーん(泣)』

中「いや、嘘泣きバレバレやで」

『わーんじゅんたああああ』

中「もお〜うるさいな笑」

『高級アイス奢ってくれる？(´◕ ̯◕`)』

中「はぁ…しゃーないな…」

『ほんま！？淳太天才ありがとぉ！』

『みんな〜淳太がアイス奢ってくれるって〜！』

jw-中「え、まじ？！どしたん今日！笑」

中「これはもう奢らんと終わらん気がした笑」

神「どんまいやな、淳太。ごちそうさん」

中「いや神ちゃんも食べる気満々やん笑」

結局こうやっていつもAに負けるねんけどさ
他のメンバーにもAにだけ甘いってよう言われるしな。ちなみに自分でも仕事以外のことでは甘やかしてる自覚はあるけど(笑)

『ふふふ、淳太好き〜〜〜』

中「はいはい、もう分かったって笑」

…こんなAのテンションずっと受け入れ続けてるふっかってすごいよほんまに、うん(笑)