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「あ、そう言えばパジャマとか無い…」
洗面台の下の扉をあけて、予備の歯ブラシを探している淳太にそう声をかけた。
「あぁ、それは俺の部屋着着てええよ、大きいかもしれへんけど」
「全然いい、ありがと」
すると、今度は淳太が何かに気付いたような声を出した。
「俺ん家メイク落としとか無いで、コンビニ買いに行く？」
「あ、うん、そうする」
あ、ついでに下着も買えばいっか…、うん。
「そこにコンビニあるから買いに行こうや」
「え、一緒に来てくれるの？」
「当たり前やろw こんな時間に彼女を1人で外歩かせるわけないやろw」
お財布と携帯と鍵をポケットに入れ、暖かいジャケットを羽織り玄関に向かう淳太。
「ほら、行くで」
「待って準備早い！w」
急いで靴を履いて外に出ると、12月だから当たり前なのだけれど、吐く息は真っ白に凍った。
「寒いね」
「うん、めっちゃ寒いな」
静かな夜の道に、2人の足音だけが響く。
夜の10時って意外と静かなものだ。
歩いて3分くらいで着いたコンビニに入り、淳太は
『見られたら嫌なもんあるかもやから、飲み物の方行ってるわ』
と言ってカゴを私に渡して、飲み物コーナーに行った。
「優しいな、ほんとに…w」
小さなサイズのスキンケアやメイク落とし、下着など、
必要なものをレジに持っていき、袋を持って淳太の腰をつついた。
「終わったよ」
「お。じゃあ帰るか」
「うん」
( 本当に自分が買うもの何もなかったんだな… )
『ありがとうございやしたー』というなんとも無気力な店員さんの声に見送られながらコンビニを出る。
「あー、寒…」
「ほんと寒い…」
数分前にしたやりとりをまた、繰り返す。
そんな時間は幸せで、新鮮だった。
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ash(プロフ) - あゆさん» あゆさん初めまして！キュンキュンしてもらえて安心しました、一気読みもありがとうございます。w こちらこそ読んで下さってありがとうございました！！ (2018年2月16日 10時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして。一気読みしました。凄くキュンキュンしてもう心がしんどいです。w 素敵な作品ありがとうございますm(__)m (2018年2月16日 5時) (レス) id: a9e50c2210 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» mocoさんこんばんは^ ^ ありがとうございます！淳太くんファンの方にそう言っていただけて嬉しいです… こちらこそ、読んで下さってありがとうございます！！ (2018年2月16日 1時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - ashさん» こんばんは(о´∀`о)完結おめでとうございます。淳太くんファンなのでもうキュンキュンしまくりです。素敵な作品をありがとうございます♪ (2018年2月16日 1時) (レス) id: 1a5ac77311 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» 返信が遅れてしまいすみません汗 そう言っていただけてすごく嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月12日 20時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年12月11日 21時
