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「はいどーぞ」
「お邪魔しまーす」
夕暮れのオレンジと、輝く遊園地のイルミネーションを見るドライブを終え、私たちは淳太の家に帰ってきた。
淳太が小ぶりなクリスマスツリーの箱を脇に抱え、夜ご飯の材料が入ったスーパーの大きい方の袋を持ってリビングに進んで行く。
「Aっ」
「ん？」
「扉開けてw」
「あw」
手がふさがっている彼の脇を通って、先に扉を開けてあげる。
「サンキュ」
「うん」
手を洗い、食材を冷蔵庫にしまい、私達はツリーの箱を開けた。
「わぁ、かわいい」
「どこに飾ろか」
「そこの隅は？」
「あ、ここ？」
「うん」
そうしようか、と置き場所も決まり
箱からそっとツリーを出してあげる。
付属の飾りを手に取り、引っ掛けると、一気にクリスマス感が出てきてワクワクした。
「これセンス問われるやつやんw」
「そうだよw」
これはこっちじゃない？
それはこっちにしよう
じゃあこれは？
それ難しw
なんて、恋人がいない人が見たら石を投げられそうな会話を繰り広げる。
2人きりだから、いいけどねw
「ねぇ、コンセントどこ？」
最後、電飾のスイッチを入れる為にコンセントを探す。
「ここ」
しゃがんで探す私に、後ろから覆いかぶさる様にして
コードを持つ私の手を取ってプラグまで持っていった。
「ありがとっ」
「ん」
パチッと淳太が部屋全体の電気を消しに行って、部屋全体が真っ暗になる。
「はい、つけてー」
「いくよ！」
暗闇の中、2人で並んでツリーの前に立って
私は電飾のスイッチを押した。
「うわぁ！」
「おぉ！」
暖かい光がツリーを包む。
ぼうっとした光が私たちも包んだ。
「綺麗…」
「買ってよかったな」
「うん」
写真を撮ることも後回しで、しばらくツリーを眺めていた。
彼が私を見て微笑んでいたことを知るのは、もう少し後の話。
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ash(プロフ) - あゆさん» あゆさん初めまして！キュンキュンしてもらえて安心しました、一気読みもありがとうございます。w こちらこそ読んで下さってありがとうございました！！ (2018年2月16日 10時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして。一気読みしました。凄くキュンキュンしてもう心がしんどいです。w 素敵な作品ありがとうございますm(__)m (2018年2月16日 5時) (レス) id: a9e50c2210 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» mocoさんこんばんは^ ^ ありがとうございます！淳太くんファンの方にそう言っていただけて嬉しいです… こちらこそ、読んで下さってありがとうございます！！ (2018年2月16日 1時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - ashさん» こんばんは(о´∀`о)完結おめでとうございます。淳太くんファンなのでもうキュンキュンしまくりです。素敵な作品をありがとうございます♪ (2018年2月16日 1時) (レス) id: 1a5ac77311 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» 返信が遅れてしまいすみません汗 そう言っていただけてすごく嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月12日 20時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年12月11日 21時
