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「適当に荷物置いてええから」
「ありがとうございます」
ジャケットを脱いで荷物を置いた
「先輩、冷蔵庫開けて大丈夫ですか？」
先輩はコクっと頷いて、ベッドに座った。
冷蔵庫を開けると中身はお茶くらいしか無くて、いつからご飯食べていないんだろうとゾッとした。
冷蔵庫に買ったものを入れた私は、ベッドに座る先輩の足元にしゃがんだ。
「あの、先輩、薬は…」
「…昨日飲んだ」
( 昨日って… )
「ご飯は食べました？」
「…昨日から、食べてない…」
「熱は？」
「ある…」
いつもしっかりしている先輩がこんなに辛そうにしているんだ、これは酷いのかもしれない
「分かりました、とりあえずスポーツドリンクとゼリーを渡すのでそれをちょっとでいいので食べてください。そしたら薬飲みましょ」
冷蔵庫から買ったスポーツドリンクとゼリーを出して先輩の元に運ぶ。
ゆっくりだけど、ゼリーを食べてくれた先輩の姿を確認してから買ってきた薬を用意した。
「先輩？」
「…ん？」
「はい」
「ん」
力なく開いた手のひらに薬を飲む数だけ置いてあげる。
先輩はそれをゴクリとしっかりと飲み、
「ありがと」
掠れた声でそう言った。
「全然、先輩横になりましょ」
「昨日からずっと寝てたから寝れへん」
「なら横になるだけでいいので、」
「ん」
体温計を渡し、測ってもらうとなんと38度を超えていた。
( そりゃ辛いわ… )
「いつでも呼んでくださいね？」
「うん」
部屋の電気を出来るだけ暗くして、私はキッチンに立った。
熱が下がった後の食事も作っておくためだ。
携帯で調べた病み上がりに良いレシピを開いて、あまり音を立てないように料理を始める。
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料理を始めて数十分して、先輩の様子を見に行くと薬の効果もあってか眠っていた。
…初めて見る先輩の寝顔。
少し苦しそうだけど、そんな顔も綺麗だな…なんて。
そっと近づいて、ベッドの脇に座ってみた。
( 先輩はいつもここで寝てるんだ… )
改めて部屋を見渡してみる。
先輩は散らかっていると言ったけど、十分綺麗にしっかり片付いていると思う。
( 彼女だったらこの顔も普通に見れるんだね… )
私はもう一度キッチンにたった。
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ash(プロフ) - あゆさん» あゆさん初めまして！キュンキュンしてもらえて安心しました、一気読みもありがとうございます。w こちらこそ読んで下さってありがとうございました！！ (2018年2月16日 10時) (
レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして。一気読みしました。凄くキュンキュンしてもう心がしんどいです。w 素敵な作品ありがとうございますm(__)m (2018年2月16日 5時) (レス) id: a9e50c2210 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» mocoさんこんばんは^ ^ ありがとうございます！淳太くんファンの方にそう言っていただけて嬉しいです… こちらこそ、読んで下さってありがとうございます！！ (2018年2月16日 1時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - ashさん» こんばんは(о´∀`о)完結おめでとうございます。淳太くんファンなのでもうキュンキュンしまくりです。素敵な作品をありがとうございます♪ (2018年2月16日 1時) (レス) id: 1a5ac77311 (このIDを非表示/違反報告)
ash(プロフ) - mocoさん» 返信が遅れてしまいすみません汗 そう言っていただけてすごく嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月12日 20時) (レス) id: c2521dc1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ash
| 作成日時：2017年12月11日 21時
