あなたの声が ページ43
『オンニ〜！！』
「ただいま、ヘジョンちゃん」
『おかえりなさい〜！うぅ』
『おいおいヘジョン
相手は怪我人なんだから、体当たりするなよ？』
『あ…
大丈夫ですか？オンニ
足…痛いですよね』
「痛いけど大丈夫だよ」
『明日踊れそうですか？』
「うん」
『わぁ…よかった。
今まで練習してきたのに踊れなかったら悲しすぎますもん。それに、オンニがいないと私は怖くて踊れないし…』
「ヘジョンちゃんは私がいなくても大丈夫だよ。立派にやり遂げるはず」
『そんなことないです…明日のこと考えるだけで吐きそうなんですよ、私』
目を真っ赤にしたヘジョンちゃんは
今度は別の理由で泣き出しそうな表情に
「大丈夫。ヘジョンちゃんなら出来る。
それに、緊張するのは良いことだと思う。それだけ真剣に取り組んで来たってことだから」
『オンニ…』
『2人とも
明日は大事な日なんだから、早く寝るんだぞ。夜更かしして肌が荒れたら嫌だろ？』
『ハッ
そうですよね！』
「ふふ」
『おやすみなさいオッパ』
『ん、おやすみ』
「今日は付き添って頂いてありがとうございました。明日もよろしくお願いします」
『…ゆっくり休めよ？』
「はい」
心配そうな顔をしたオッパはそれ以上のことを言わずに帰って行った
責任を取らなきゃいけなくなる可能性だってあるのに、私の意思を尊重してくれるんだ
感謝しないと
『お部屋までおんぶしましょうか？』
「あはは、大丈夫だよ。1人で歩けるから」
『じゃあ荷物は私が』
「ありがとう」
怪しまれないよう、出来るだけ自然に歩くよう心掛けて
なんとか 自室にたどり着いた
『何か必要なものありますか？私取って来ます』
「あー…でも」
『遠慮しないでください！私に出来ることなら何でもどうぞ！』
「…そう？」
『はい！』
「それじゃあ、足首を冷やせるものを持って来てもらっても良い？保冷剤とか氷とか何でも良いから」
『お安い御用です！飲み物はどうですか？お水？』
「もらおうかな」
『わかりました！少々お待ちを！』
なんだか少し楽しそうなヘジョンちゃんは走って部屋を出て行った
申し訳ない気もするけど、こうしてお世話をしてもらえるのは嬉しい
prrr…
「ん？
あ、」
スニョンくんからの電話
きっとメッセージを見たのだろう
「もしもし」
「もしもし、Aさん
今 電話しても大丈夫ですか？」
「うん」
声を聞いただけで
少し、肩の力が抜けた
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ゆう(プロフ) - 大好きなお話です！主人公ちゃん幸せになってほしい！無理なく更新頑張ってください、楽しみにしています^_^ (2019年11月14日 18時) (
レス) id: d947a4b4d3 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - お話本当に好きです。主人公ちゃんの頑張りに胸を打たれます。正直者は報われる。幸せになれる。そんな未来を夢みます。 (2019年10月31日 20時) (レス) id: 4f0e5db1b8 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - もう！練習一生懸命やらないメンバーには心底腹が立ちますね！天罰をお願いしますね、作者様 (2019年5月6日 19時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 楓彩さん» そんなそんな、まだまだですよ。そう言って頂けて光栄です(o^^o)この先もほっこりキュンキュン出来るように頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はるちゃまさん» そんな風に言って頂けて嬉しいです(;_;)低評価はそんなに気にしていないので大丈夫ですよ！元々自己満小説なので(笑)はるちゃまさんのように言ってくださる方がいるだけで頑張れます！本当にありがとうございます^o^ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2018年11月25日 19時
