主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon42 ページ43

｢｢｢デートぉっ！？｣｣｣

亜美ちゃん、レイちゃん、美奈子ちゃんの3人が声を揃えてあたしとうさぎに聞いてくる
う｢『う、うん』｣

さすがの勢いの良さにあたしたちは少しビビる
う｢だけど、相手は女の人なのよぉ｣
ﾚｲ｢女の人…｣
亜｢大変だわあ｣
美｢まこちゃん、趣味が変わったのかしら？｣
亜｢そうじゃなくてえ｣

亜美ちゃんがすかさず突っ込む。
う｢相手はあの、はるかさんなのよっ！｣
美奈子ちゃんは、わっと声を上げ
美｢あたし、ちょっと笑えないわあ｣
という。

ﾚｲ｢いくらかっこよくても女の人を追いかけるなんて信じられない…｣
亜｢そうじゃなくてぇ、｣
う｢ふーん！レイちゃんだってこんなの持ってるくせにぃ！｣

そういってうさぎは、レイちゃんの物だと思われる、歌劇団の本を取り出す。
ﾚｲ｢わあああっ！勝手に出さないでよお！｣

ﾄﾞﾝｯ
亜｢そうじゃなくてぇっ！｣
『！』

亜美ちゃんの大声でみんなが黙る。
亜｢ま、まこちゃんを1人にしちゃだめよ！今回の敵はまこちゃんのピュアな心を狙ってるんだから！｣

う&ﾚｲ&美｢｢｢『う、うん！』｣｣｣

あたしたちは亜美ちゃんに圧倒される。

…
…

ま｢近くだよ！かいおず公園｣
亜｢すぐにそっちに行くわ！｣

亜美ちゃんが通信機でまこちゃんと連絡をとる。
ま｢大丈夫。敵が来たらやっつけてやるさ！お願い、今日は好きにさせて？｣
う｢まこちゃん！｣
ま｢っ！｣
う｢まこちゃぁん！｣
美｢諦めちゃだめよ！｣
ﾚｲ｢そうよ！世間にはまだいい男がいっぱいいるんだから！｣

3人がグイグイ押し合いながら喋る

亜｢もう！今はそんなことぉ！｣
う｢どうもこうも大問題だよ！｣
ﾚｲ｢まこちゃんの一生の問題よ！｣
ま｢大丈夫、ほんとにそういうんじゃないんだよ。｣
ま｢なんて言うか、はるかさんかっこいいだろ？そのかっこよさに憧れるんだ｣

まこちゃんは儚げな表情で喋った。

ま｢はるかさん！みちるさん！｣
『なっ！みんなっ！行くわよ！』
｢｢｢｢うんっ！！！｣｣｣｣
まこちゃんの通信機の向こうから聞こえたダイモーンの声にあたしたちは立ち上がる。

『そこまでよ！』
ﾀﾞｲﾓｰﾝ｢スカッ？｣
ｾｰﾗｰﾑｰﾝ｢純粋な乙女心を手掴みで奪い取る悪いやつ！｣
｢美少女戦士の名にかけて許さない！｣
｢月に代わってお仕置きよ！｣



ｳﾞｨｰﾅｽ｢ヴィーナス･ラブミーチェーン！｣
ﾏｰｽﾞ｢バーニング…マンダラー！｣

ﾀﾞｲﾓｰﾝ｢はぁぁっ！｣

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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