主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon25 ページ26

う｢まこちゃん！美奈子ちゃん！｣
2人が帰ったのを見て明らかに落ち込むうさぎ。

亜｢あの、うさぎちゃん？遺伝子工学よりまず学校の科学と生物のお勉強を…｣
ﾚｲ｢いいのいいの！亜美ちゃん！またいつもの気まぐれなんだからあ｣

亜美ちゃんの肩を掴んで亜美ちゃんの話を止めるレイちゃん

う｢なによぉ！レイちゃん！｣
ﾚｲ｢べー！っだ！巫女さんの着物の着方だって何度も何度も教えたのに、ちんぷんかんぷんだったくせにぃ！｣
｢うさぎの先生役なんてまっぴらごめんのきんぴらごぼうよ！べーっだ！ﾌﾝｯ｣

レイちゃんは言いたいことを言って亜美ちゃんを連れて公園を出ていった。

確かに、うさぎにはちょっと理解力が足りてないとこあるんだよなあ

う｢あぁぁあ！レイちゃんのいじわるう！！ベロベロベロベー｣
いなくなったレイちゃん達の後ろ姿に叫ぶうさぎ


ﾙﾅ｢うさぎちゃーん、人の事言えるのお？｣
ルナの声に1度止まるうさぎ
ﾙﾅ｢まこちゃんにお料理習ったって、亜美ちゃんに勉強教わったっていーっつも三日坊主。みんなもう懲りてるのよ｣

う｢っ！｣
図星をつかれたうさぎ。

ﾙﾅ｢ほーんっと、そんなことじゃ衛さんにお嫁にしたくないって言われちゃうわねえ…こらうさぎ！聞いてるか！！｣

『る、ルナァ…』
うさぎの肩が震えだしたのに気づきあたしはルナを止める
ﾙﾅ｢？…！！！！｣

うさぎの顔を見て驚いたルナ。
それもそのはず。うさぎの顔は既に涙で大洪水になっていたのだから。
う｢だから、だから頑張ろうと思ったのにルナまで……うわああああああん！｣

うさぎは走り去る
『ルナぁ…あれは言いすぎだよー』
ﾙﾅ｢ほんとに真剣だったみたい…｣

さすがのルナも顔に焦りが出ていた

はぁ。うさぎ立ち直れるかなあ？
いや、あの子なら大丈夫か。

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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