主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon24 ページ25

『それで衛さん、あの黒焦げのクッキー全部食べちゃったわけえ！？』
う｢うんうん｣

あたしが驚きながらうさぎに問うと、嬉しそうに相槌をうつうさぎ。

ま｢気の毒に…｣
美｢お腹壊してなきゃいいけど｣

う｢どー言う意味よ！｣
散々な言われようだね笑
でも仕方ない…昨日クッキーを味見させられたあたしは寝れないほどに喉に黒焦げクッキーの味がこびりついたのだから……

亜｢そうねえ、それじゃあ言い過ぎだわ｣
う｢亜美ちゃんっ！｣

亜美ちゃんの言葉に目をうるうるさせる
亜｢完全に火が通っていたならば、中毒の危険性だけは少ないもの｣

ﾚｲ｢ｸｯｸｯｸｯｸｯ｣

うさぎの後ろで嬉しそうに笑うレイちゃん。
う｢ぁっ…｣
当のうさぎは顔をうつむかせ肩を震わせている

ﾙﾅ｢うさぎちゃぁん｣
ｱﾙﾃﾐｽ｢怒る。怒るぞ！｣

みんながうさぎのこれからの出方に身構える。

が、うさぎは顔をあげると変ににこっとしながら
う｢きゃはーだ！今日のうさちゃん、良い子のうさちゃん！｣

と言い出した。
う｢ねえ、亜美ちゃぁん。教えて欲しいことがあるのー｣
と亜美ちゃんに顔を近づけて上目遣いをかますうさぎ。
正直、うさぎの上目遣いは可愛い((
亜｢な、なに？｣
う｢おでんしっ！じゃなかった！！遺伝子工学！｣

え、うさぎが遺伝子工学？？
う｢でもって、まこちゃあん！｣
ま｢おわっ！｣
まこちゃんの膝の上に頭を乗せる

う｢お料理教えてえ？｣
ま｢う、うさぎちゃんに料理ぃ？｣
いやもう明日にでも世界滅亡するんじゃないかな

ﾚｲ｢遺伝子工学ってえ？｣
とうさぎの言葉に驚いたレイちゃんが問う
う｢あたし！決めたんだもん！愛するまもちゃんのレベルに少しでも近づこうって！｣

あ、衛さん関連かー
う｢美奈子ちゃんは英語得意だよねぇ！｣
美｢Why？｣
う｢レイちゃんは…まあ、着物の着付かなあ？｣
う｢Aは…一緒に乗り越えよう！｣

『ええっ？』
う｢よーし！これで花嫁修業ばっちり！｣

ｱﾙﾃﾐｽ｢花嫁修業…？｣

うさぎの言葉に信じられないとでも言うような顔をするアルテミス

美｢あー！やだやだ！あたしってば用事があったのお！｣
美奈子ちゃんはアルテミスを抱えて言った。
ま｢あたしも！帰らなくっちゃあ！｣

美＆ま｢また明日ねー！！｣
2人とも…逃げたな！！？

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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