主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon20 ページ21

天｢ｸｽｯ、子猫ちゃん。いつまで隠れてるつもりだい？｣


あっ
美｢あはっ、バレてたんですかあ？｣
う｢にゃんにゃん｣
『すいませんー！』

天｢天王はるか。高校1年。｣
彼は建物から出ると名前と学年を教えてくれた。

なるほど、高校生だから雰囲気が違く見えたのか。

天｢知りたかったんだろ？僕のことをさ｣

まあ、いいや！かっこいいから！！←
う＆美｢『はいっ！』｣
美｢そうなんですう｣
う｢『ですう！』｣

天｢他に君たちが知りたがっていることと言えば…｣
美｢はい！さっきまで一緒にいた人ははるかさんの何ですか！｣
う｢『何ですか！』｣

天｢え？｣

美｢どういう関係なんですか！｣
う｢『ですか！』｣

美｢恋人、じゃないですよね？｣
う｢『ですよね？』｣

あたしたちははるかさんに詰め寄って聞いた。
天｢恋人？みちるが、僕の？｣
美｢みちるってえ！呼び捨てにするような関係なんですか？｣
う｢なんですか？｣

とハンカチを目元にあてる2人。
さすがになんかアホらしくなってきた笑

天｢そうだな。それ以上の関係かな｣
はるかさんの言葉に2人は消沈する

天｢でも、諦めちゃだめだ。君たちにもまだチャンスはあるよ｣
綺麗な吸い込まれるような瞳で美奈子ちゃんを見つめる。美奈子ちゃんは
美｢は、はい。｣
なんて頬を赤らめていた

なんか！すごい胡散臭くない！？

｢ダメよ、騙されちゃ。｣

あ！”みちる”？さん！
天｢みちる！｣
海｢その人は可愛い子を見るとすぐそういうことを言うんだから｣
天｢おい、それはないだろ｣
海｢あら、いいのかしら？そんなこと…｣

はるかさんとみちるさんの会話はまるで恋人のような雰囲気だった。
美｢質問！あなたははるかさんの恋人なんですか！？｣
う｢YESかNOでお答えください！｣

『記者か！』

海｢NOよ。｣
みちるさんって本当に美人だなあ…

美｢よっしゃあ！この恋もらったあ！｣
う｢もらったあ！｣

美｢うさぎちゃんには衛さんがいるでしょ！！！｣
う｢う…｣

うさぎ、今日の美奈子ちゃんはレイちゃんみたいだって思ってそうだなあ…

あ、そういえば勉強会…まあ、こんだけ遅れちゃったし。こっちはこっちで楽しいからいっか！

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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