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暖かくて心地よい風が
吹き込むパパの部屋
やっぱり言いづらい…中々言葉が出ない
目の前に座っているパパの顔が見れない
そんな私の心情を察したのか
さっきまで笑っていたパパも
今は真顔で私の言葉を待っている
『ねぇ…ロー覚えてる？』
ド「あ？あぁ覚えてる」
今明らかに表情が曇った
『ローって本当は生きてる…よね？』
ド「…フッフッフッフッ、おいおい冗談はやめてくれよ」
『誤魔化さないで』
生まれて初めて歯向かった瞬間だった
『ちゃんと新聞で見たんだから！』
ド「新聞？」
『ヴァイオレットが読んでたのにも載ってたし、パパもたくさん持ってるでしょ？』
ド「…勝手に引き出し開けたのか？」
パパの額に青筋が浮かび始めて
笑いもなくなってきた
『ごめんなさい開けました…』
ド「いつからそんな悪いコになっちまったんだァ？A」
『でもっその引き出しの中にローの記事もルフィの手配書もあった』
パパは私の好奇心の刺激物になるようなものは
徹底的に排除してた
私の海への憧れを無くすために
ローとルフィの存在だって
ないものとしていたのにバレたから
パパのイライラはMAX
ド「どこの馬の骨と勘違いしてんのかは知らねェが人違いだ」
『同姓同名でこんなに顔似てる人っていなくない？』
ド「んなのわかんねェだろ、世界は広れェんだ」
痛いところをつかれて何も言えなくなった
この国から出たことない私と
世界中を見てきたパパ
この言葉は説得力がありすぎる
ド「第1、生きてたらなんだってんだァ」
『え…？』
ド「仮に生きてたとしてもお前の事を覚えてるとは限らねェ、迎えに来るわけでもねェんだ」
確かにそれはそうかもしれない
この広い海でたくさんの出会いがあったはず
何年も前に一緒に暮らしてただけの
私のことを覚えてるとは限らない
と思うと少し切なくなってきた
ド「だからなァA、そんな怖ぇ顔すんじゃねェ。お前には゛ファミリー゛がいるだろ？」
私の背中に手を置いて
優しく語りかけるパパ
少し落ち込み気味の私の心には
なぜだかとても染みてしまう
ド「海は危険だってお鶴さんも言ってたろ？」
『うん…』
ド「海と
『ここ…』
ド「フッフッフッ、わかれァいいんだ」
もうそんな馬鹿げた事は言うんじゃねェ
そう言うと私の頭を撫でて
部屋を出ていってしまった
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雷牙 - ローとロビンのやつ､ロー「ローの場合」とロビ「ロビンの場合」で良いんじゃないか？ (2020年12月1日 19時) (
レス) id: 0cebd2e455 (このIDを非表示/違反報告)
CHOCO(プロフ) - あっぷるぱいさん» 掲載して頂きありがとうございます！(*^^*) 絵柄頑張ってワンピースに寄せてみたんですけどわかりしたかね？|´-`)ﾁﾗ 続編も楽しみたいと思います！ (2020年2月18日 9時) (レス) id: da095af137 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるぱい(プロフ) - CHOCOさん» 素敵なイラストありがとうございます！凄かったです！！続編作ったのでよかっらご覧ください♪ (2020年2月17日 23時) (レス) id: b191aef1ce (このIDを非表示/違反報告)
CHOCO(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/c/4/3/c43e8387141029e5f0145c60e1456148.png (2020年2月17日 14時) (レス) id: da095af137 (このIDを非表示/違反報告)
CHOCO(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！突然すぎるんですけど、イメ画描いてみました！もう二名の方が挙げられてるので必要ないかもしれませんが、よかったら使ってください(_ _) 更新頑張ってください！ (2020年2月17日 14時) (レス) id: da095af137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっぷるぱい | 作成日時：2020年1月7日 11時
