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＃2 ページ7
「……あ！」
目が覚めるとそこはいつもの自分の部屋だった。
今までのは？
夢？
「おはよう、澪」
部屋の襖の近くに清光が座っていた
「なんで昨日はあんなところに寝てたの？おれ、驚いちゃった」
はい？
「庭で倒れてるんだもん。心配させないでよ」
倒れてた？
理解が出来ないまま私はとりあえずゴメンとつぶやく。
それを聞いた清光はいつの間にかどこかへ行ってしまった。
あんずちゃんと、先輩。
夢に出てきた人たち。
なんであんな鮮明な夢を？
そういえば私は外に出たはず…
いくら考えても増えるのは謎ばかりだった。
お腹もすいたし、考えるのはやーめた。
☆〜☆〜☆〜
ご飯も食べ終わって散歩でもしようと庭に出た。
改めて庭を見ると綺麗だなって思う
池に鯉が泳いでいたり、季節によって植物も管理されてる。
誰が管理してるんだろう
こうやって考えてみると意外に知らないことが多いんだね
塀の外に出られると思ったらいつの間にか夢だったり
みんなは私が外に出ることを信じられないほど恐れているし
何か隠してる？
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作者名：ナハト | 作成日時：2018年8月30日 16時
