【あんさんぶるスターズ！】壊れたモノは直らない。【刀剣乱舞】 (ページ2)

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私が向かったのは先輩の部屋。

先輩の部屋はこれでもかというほど資料が散乱し壁が崩れかけていた

「なんで…？」

散らばる資料を見ると、

【○○合戦場出陣】

【○○遠征】

難易度的にあり得ない数の仕事の量

【本丸襲撃注意】

一番見たくなかった資料。

多分この本丸は襲撃にあった。

それに勝った先輩の本丸を先輩は霊力で綺麗に直した

でも、先輩はいなくなってしまいそのせいで霊力もなくなった。

ってことかな…？

「何か見つかった？」

羽風先輩が来た

「特に何も…でも、なんでここがこんなことになってるのかは一応目途はつきました」

「そっか～じゃあ、早く何か手掛かりになりそうなもの探さなくちゃね」

「そうですね」

☆～☆～☆～

「皆さん、今日はありがとうございました！」

あれから数時間たちみんなで一回庭に集合することにした。

草木も伸びきっているのになぜか生き物の気配がしない。

「私は少しここに泊まることにしますので！皆さん、気を付けて帰ってくださいね」

少し戸惑ったようだったけど素直に去っていった。

静けさの中に何もない空間。

「本当に久しぶりだな…」

一通り本丸を散策してみることにした私

「先輩、どこにいるんですか？いるなら返事してくださいよ」

誰にも届くはずのない言葉が虚無に包まれたこの空間を満たす。