Night (ページ44)

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北人side ページ44

樹「惹き付けられるのも、分かります笑」

北「だろ？壱馬に取られたとき、頭おかしくなりそうだったわ。、、、ま、今度は俺の番なんだけど笑」

樹「北人さん本当に腹黒過ぎて笑笑、、ま、協力しますよ。」

北「お前も人のこと言えねぇけどな笑笑」

『すみませんっ！！』

2人「っ！！ビックリした。」

『あの、お代払ってませんでした！！』

樹「え？」北「フハッ笑笑」

『え？』

北「いや、それ、あげるつもりで渡したんだけどな、、、」

『っえ、そうなんですか？？』

樹「Aちゃんって天然なところあるね笑笑」

北「美味しかった？」

『はい！！凄く甘くて溶けそうでした。』

北「ﾌｯ笑、なら良かった。」

そう言って、Aちゃんの艶のある髪を撫でた。

ビクッと反応する体。

慣れてないのかな？本当に可愛い。

夜の街では、あんなだったのにね。

『っ、じ、じゃあ、帰りますね！！』

すると、何故かとたんに雨が降り出した。

夕立かな？

『どうしよ、、』

樹「もしかして、傘ないの？」

『はい、、』

北「しょうがないなぁ。もう。」

そう言って傘を手に取る。

北「送ってく。」

『っえ！？それは、さすがに大丈夫ですよ。北人さん店あるし。』

北「大丈夫だって笑樹に任せるから。」

『でも、、』

樹「気にしないで。」

北「ね？大丈夫だから。」

半ば強制的にAちゃんを、店の外に出させる。

ふと樹の方を見ると、妖しげな笑みを浮かべていた。