その時 ページ31
やばい。間に合うかな?
『ごめん!遅れた!!』
亜「え?」
『えっ、て、いや、この時間に集合じゃ、』
亜「2時間速いよ笑笑」
『えー!!』
まあでもいいや。
私がもしあのままだったら絶対持ってなかったから。
って、、なんでこんなドキドキしてんの。
恋愛なんて、、しないって決めてたのに。
亜「どしたー?ぼーっとして。」
不意に目の前に出てきた亜嵐の顔。
『い!いや、なんでもないよ!』
亜「そっか。あのさ、」
『なに?』
亜「一応、言っておくけど、GENERATIONSであること、隠してね?」
『う、うん。大丈夫だよ。』
亜「そう、Aに言おうと思ってたんだけどさ、結構俺たちのクラブ有名になってきたでしょ?それについてちょっと問題がでてきたんだよね」
『え、なにそれ』
亜「俺たちの関係者を名乗るやつが出てきて、そいつらが色んな客奪ったり、金を違法的に儲けたりしてんだって。」
『は、、』
何それ。え、なに。私たちがどんな立場が知ってんの?
さっきまでの昼の姿をした私とは違った、
夜の私が人格を現した。
『へえ、、で?そいつらどうしてんの?』
亜「昨日、龍友と隼がシバき倒したらしいけど。ま、人数も人数で足りないんだよなぁ。」
亜「Aさ、夜の街に出て、そいつらシバいてくんね?あ、まあ一応俺達もいるけどさ。」
『んなもんお易い御用よ。ま、フツーのパトロール的なことも兼ねて丁度いいんじゃない?』
亜「さっすがA。じゃあ、今夜から始めますか。」
『はーい』
亜「一応毎日3人ずつぐらいでしよっか。クラブの経営もあるし。」
『そーだね。』
そして今夜、当たり前のように仕事をこなす予定だった。
今宵、あんな出来事がおこるとは
今の私には到底想像できなかった。
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作者名:はるのすけ | 作成日時:2020年9月29日 18時