第六十七話 ページ29
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アラタ「で、今度は書斎か…」
貴方「本当に幽霊屋敷とかにあるやつばっかだな…;」
アラタ「此処、亡霊屋敷ね」
貴方「知ってるよ」
二人は、廊下を進む歩いた先にあったのは、またしても古びたドアを発見した。そして二人は、周りを気にしながらも中に入って行った。そこは書斎だった、壁の代わりに沢山の本が部屋を取り囲むようにあった
アラタ「何でこんなに本を読もうと思えるんだ?脳が爆発しそうだぜ」
貴方「居るから、研究する博士やノーベル賞に小説が作れるんだろうが;」
アラタ「本なんか読んでられるか。部屋の奥にある机の中を探れば、なんかあるだろ」
囲むようにある本を無視し、アラタは部屋の奥の真ん中にある机に真っ直ぐ進んだ
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すると、突然____
バサバサッ!!!
アラタ「Σうぎゃぁーーーーーー!?」
貴方「何だ!!?」
突然、アラタが居た場所にあった本達が滝のように流れ、アラタの真上に落ちてきた
その際にアラタは倒れ、本の山の下敷きになっていた。すぐにアラタの救出へと向かったA
貴方「もー、何やってんだか。兄貴、大丈夫かー?」
アラタ「___ッ!_は__ッ…_よ!……」
かなり深くに居るせいか、アラタの声があまり聞こえなかった。だけど、意識があった事は分かった
貴方「しっかりしろよ!今出すから」
積み重ねられた本を、大雑把に取り捨ててアラタを本の山から救出した
アラタ「ハァ…一体何なんだよ;」
貴方「あんなに綺麗に並べてあったくせに、なんで急に…」
本は綺麗に並べてあって、落ちるというほどの汚さは無かった。別に誰かが本棚にぶつかったわけでも無い。地震などの揺れも無かった…
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貴方「?」
その時、Aはある本に目を留めた。そして、それを手にした
貴方「…”アルバム”?」
アラタ「アルバム…?」
無意識に手をかけて、アルバムを開いたA。随分古いのか、少しだけ茶色ぽっくなり、あまり写真が綺麗に残っては無かった
アラタ「…あっ、これって親子か?」
貴方「?」
指された写真をAは目に通した
写真に写っていたのは三人家族だった。両親の顔は薄っすら見えたが、子供の方がよく分からなかった。女の子だということは分かったが、顔の部分が白くなっていた全く分からなかった
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ルンルン(プロフ) - 宇流さん» ありがとうございます(^^)次回の続編からちょっとパニックな話になるのでお楽しみに! (2015年3月26日 15時) (レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
宇流 - 更新、したんですね。この主人公は駄目でなく、それでいてヒドインでなくて読みやすいので見てて楽しいです。 (2015年3月26日 15時) (レス) id: 9943d17e78 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 宇流さん» いえいえ、気にしないでください。私も人気作者の小説にどうコメントしようか迷う時が何度もあるので気持ち分かります(^^)更新頑張りますね(^^) (2015年3月26日 13時) (レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
宇流 - ルンルンさん» 本編の時から見てました。コメントせずにすみません。勇気がありませんでした。本当恥ずかしい話、旅行先で更新をそわそわ待ってました。続編、更新共に楽しみにしています。 (2015年3月26日 13時) (レス) id: 9943d17e78 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 宇流さん» 良かったです(^^;;最近どんどん短小説的になって、ていうかもうなってますよね(ーー;)あんまりそういうコメント無かったので、心配だったんです(^^;;あと少しで、続編入るので楽しみにしていてください(^^) (2015年3月25日 12時) (レス) id: 4d4e5cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンルン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/
作成日時:2014年7月31日 0時