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母「玲〜行かないで〜(泣)」

『ちょ、お母さん。く、苦しいって』









今、私がいるのはアメリカの空港のロビーだ。
あれから更に11年経ち、19歳になった。

高校はアメリカの高校を卒業し、両親と同じく音楽家にもなった。
とは言っても、そんなに活動はしていないから知っている人はほぼいないだろう。


そんな両親は、とある音楽プロデューサーの提案で、世界各地を周りながらコンサートをすることになった。

私も最初は付いていく予定だったが、「大学生ライフを楽しみなさい」
と、お父さんが言ったことにより、生まれ故郷である日本に行くことになったのだ。









そして、冒頭に戻る。









父「はぁ・・・もう、そのくらいにしてやれ。困ってるぞ」

母「だって〜 せっかく玲と一緒に世界を周れると思ったのに〜」









「寂しいよ〜」と駄々をこねるお母さん。こんなキャラだったっけ(汗)
ここ数年で、キャラが大幅に変わったようだ。








(そろそろ行かないと、飛行機に乗り遅れる)









父「ほら、そろそろ時間だぞ。離してやれ」

母「えぇ〜・・・むぅ・・・仕方ないわね。日本が嫌になったら、私たちのところに来るのよ!」

『うん、わかったよ。今までありがとね』









そう言えば「どういたしまして 」と笑いながら言うお母さん。
それにつられて私も笑う。そして、最後に家族で抱きしめ合い、搭乗口に向かった。


「玲〜!!」と呼ばれて振り向けば、大きく手を振る両親の姿。
すかさず、私も降り返す。









『日本に着いたら連絡するね!!』









そう言いながら、搭乗口の中へと足を進めた。









機内の中




自分が取った席を探し、そこに座る。

音楽プレイヤーを取り出し、お気に入りの曲を聴く。

聴いているうちに、眠気に襲われ私は抵抗することもなく、夢の中へと堕ちていった。









.









.









(席を探している途中、全身黒ずくめの二人を見かけた気がするけど・・・気のせいだよね?)

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宵宮月 - 水縹さん» ありがとうございます。取り敢えず、勧めてくださったお姉様と、ハマってくださった水縹様に感謝です!あ、どうでもいい話ですが、姉がいるっていいですね。うらやましいぃ(( (2018年3月29日 17時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
水縹 - 姉に勧められて読んだのですが…ハマりました。完全に。もう、面白くて好きです!ほんと好きです!頑張ってください。 (2018年3月25日 16時) (レス) id: 82e8451007 (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - ゆきさん» 設定がツボとは...ありがとうございます!私もです← こうだったら良いなぁと思うものを詰め込んだら、こんな設定になりました(笑)更新は遅いですが、気長に待っていただけると幸いです。 (2018年3月11日 22時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初コメ失礼します!夢主の設定が凄いツボです!あと、面白くて好きです!ありがとうございます!! (2018年3月10日 1時) (レス) id: 7e2effa0f0 (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - aboutさん» ありがとうございます!そう言ってくれる貴方の方が神だよ...嬉しすぎて顔ニヤける((タメですみません; (2018年2月22日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵宮月 | 作成日時:2017年8月6日 17時

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