君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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健人「悪かったな、暗い話ばっかりで」



「ううん、本当はずっと心の奥で気になってた…聞く訳にも行かないから嬉しいよ。」





御子柴くんの事は…本当はまだ気になっている。

でもそれ以前にもっと知るのが怖い。

蘭奈との事を…知りたくない。








健人「ねぇ、美海」




「何かな？」







健人「俺はいつも…言葉が足りなくて後悔する。」



健人「だから…美海にはちゃんと伝えるから、答えて欲しい」









健人くんは私の目をじっと見つめた。

健人くんの瞳は…オリオン座のイルミネーションが映っていてすごく綺麗だった。







「…健人くん？」









健人「初めて会った時から…美海の事、好きでした。」









「…えっ」





健人「美海が好きだから、俺は本当に幸せになって欲しい。」





「…えと…私は、その…」




しっかり告白されることなんて初めてで、どうしたらいいんだろう…。


私は…健人くんといたらきっと楽しんで幸せになれているのかもしれない。毎日楽しくてキラキラして、ちょっとからかわれても嬉しくて…






でも…









健人「ここの公園の幸せの鐘にイルミネーションされてるって知ってる？」



「えっと…カップル向けでハートの飾りがされてるって…」







健人「うん、そう…」









健人「実はそこに、御子柴を呼んでる。」









「…え？」

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