君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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翌日




「行ってきます！」



――――――ガチャ








恭「美海ちゃん♡待ってたよ！」




「今日も来てくれたの！？」


恭「彼氏だし当然じゃない？」






なんだか最近、御子柴くんが過保護になっているような気がする？
それに谷津くん達からなんだか優しい目で見られるような…
なにかあったのかな？ (※124話参照)









「そ、そういえばさ！御子柴くん甘いもの好きだったよね？」



恭「うん♡甘いものは世界を救うんだよ〜」



「ちょ、チョコレートとか…すき？」



恭「うん好き！！♡♡」








可愛いっ…
なんか目がキラキラしてる！！！！！
もしや勘づかれた？もっと隠すべきだったかも









恭「そういえばこの前も似たような質問されたような…」


「甘いもの好きって？」


恭「うん、なんのお菓子が好きかって谷津から…なんかニヤニヤしながら」






谷津くん…もしかしてバレンタイン御子柴くんにあげる気！？！？！？いや、まさかね………







「そ、それで…なんて答えたの？」





恭「俺が昔、お母さんに作ってもらってから好きなお菓子」







それって…すごく小さな頃の記憶なんだよね
それくらい残ってるんだ……









恭「カヌレって言うんだけど、美海ちゃん知らないよね？」




「えっ…？」






カヌレ…





恭「あれ？どうしたの？」

「それで…谷津くんはなんて？」



恭「あ〜、『ありがとう、これで話すキッカケゲット』とか訳の分からないこと言ってた笑」









私の心の中で…起きて欲しくない事を思い浮かべてしまった。


そんなわけ…ないよね


きっとこれはただの偶然。






でも…そんなにメジャーなお菓子じゃ…









恭「美海ちゃん？遅刻しそうだから走ろっか！」


「う、うん…」









きっと……






大丈夫…だよね？

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