君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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「御子柴くんはご両親をすごく大切にできる素敵な人だね、尊敬するよ」



恭「恥ずかしいな〜、それに美海ちゃんが俺の家にいるのって新鮮だし」








御子柴くんは膝に置いてあった私の手を握った。




「…えっ///」









恭「俺、家に女の子入れるの…初めてなんだ」









…！？！？！？///

「え？！だ、だって今までたくさん…」







恭「やだなぁ〜♡俺がそこまで大事にしてる家に易々と身体の関係だけの子入れるわけないじゃん」







確かに最初の頃…
電話で家は無理だって言ってたような…






「私…良いのかな？そんなに大事な所に来ちゃって」



恭「うん！」









恭「美海ちゃんは、俺の特別だからね！」








「…っ！///」








そ、そんなこと言われたら…ドキドキしてどうにかしてしまいそうだ。
この家には私の彼の2人だけ、このドキドキがどうか聞こえませんように








「嬉しいよ、とっても！」








恭「…美海ちゃん、あのね」









御子柴くんは私の目をじっと見つめた。

熱い視線に、私の体はドキドキして溶けてしまいそう…。









恭「俺と、付き合って…ください」







最初から御子柴くんは馴れ馴れしくて、あざとくて
女の子なんてなんとも思ってなくて…それでいつも何か諦めてて…






そんな彼が、初めて恥ずかしそうに告白してくれた……！









「…う、うん！！」



恭「ちゃんと言えなくてごめんね？付き合うなんて初めてだから…よく分からなくて」





「いいよ、私も初めてだから。初めて同士…ゆっくり進んでいけばいいんだよ！」









上城美海、高校2年生の冬


生まれて初めて…彼氏が出来ました！！

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