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社長「どんだけきつくても、あいつはAの親友として、拠り所になることを選んだ。それが正しいか間違ってるかは誰にもわからん。」


ふぉい「、まるに謝らんと。」



社長「部屋におるよ、いってこい。」



社長は優しい顔をしながらふぉいの肩を叩いて、背中を押した。



ふぉい「…りゅー、」


まる「んー…、」


寝起きのまるはふぉいを見つけるとすぐに起き上がって一瞥。



まる「なんや、」


ふぉい「ごめん、お前の気持ち踏みにじった。俺が悪かった。」



まるは驚いてから、目を細めて笑った。柔らかな雰囲気。



まる「…俺も、ごめん。お前の気持ちもわかるのに、酷いこと言った。」



ふぉい「ん、仲直り。」



ふぉいの差し出した右手にまるが応える。そのままぐいっと引っ張ってまるを立ち上がらせた。



ふぉい「でも俺、諦めんよ。Aのこと好きやけん。」


まる「俺だって好きよ。だから応援はせん。いつだって俺はAの味方。」



2人で顔を見合わせて笑うと、ふぉいがまるを抱き上げた。



まる「ちょ!こわい!」


ふぉい「また軽くなっとー、Aと変わらんくらいやない?」


「仲直り!したの!」



まるの部屋のドアから覗くAは嬉しそうに2人に駆け寄った。



ふぉい「うん、ごめんね。仲直りしたけん、笑って?」


まる「仲直りよ。ごめんね。」


「もう喧嘩しないでね。」



満面の笑みのAをふぉいはまるごと抱きしめた。Aは少し躊躇ってから、ふぉいの首元にしがみついた。



「好いとーよ?」


ふぉい「ん、知っとる。」


まる「俺も。」

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はんな - この小説の脇くんがツボすぎます!溺愛主人公ちゃんこれからも楽しみにしてます!! (2018年10月9日 6時) (レス) id: 951e13eb70 (このIDを非表示/違反報告)
なーたぬ - もっといっぱい書いて欲しい!たのしみにしてるよー! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 6af0cea780 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - いきなりコメント失礼します!あの、MJ脇ではなくMGです、! (2018年10月4日 21時) (レス) id: e6c0596515 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一応言っておきます!MG脇です! (2018年10月4日 16時) (レス) id: 18cec1c29a (このIDを非表示/違反報告)
しろえび - ここのレペ小説の中で一番好きです!主人公ちゃんのキャラが無理しすぎない感じがすごく好きです!!!更新楽しみにしています! (2018年10月4日 0時) (レス) id: f125640495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2018年10月3日 16時

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