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翌日、いつもは誰よりも早く起きて掃除やご飯の支度をしているAが起きずにいた。お昼を過ぎても起きてこないので社長が部屋に入ったがしっかり眠っていたので起こさずに戻ってきた。



社長「多分起きんよ、PC見たけど朝っていうか今さっきまで編集してたみたいだし。」


脇「んー、逆転生活にならないといいんやけど。体調崩しやすくなるけん、心配。」


まる「したら俺もまだ寝まーす。」


脇「俺もー。」



Aが起きないとわかった矢先、それぞれ部屋へ戻り二度寝しだすメンバーたち。

かたっと小さな物音の先にはふぉいがいた。



ふぉい「社長…、すいませ…」


社長「謝んな。」



社長はふぉいの言葉を遮って、ハッキリと言い切った。



社長「悪いことしてないときは謝る必要なか。仕方ないことよ、好きなんやろ?」


ふぉい「…うん、」


社長「なら俺は立場的になにも言えん。んで、なにも言わん。好きにしたらいいばい。…まあ、まるの気持ちもわかるけん、仲直りしろよ?」



ふぉい「…俺わかんないんです、だって俺もAのこと好いとーけど、まるも好きっちゃろ!?あいつなんで…、」



ふぉいが何を言いたいのか、社長はすぐに察した。まるが気持ちを押し殺しているのは、鈍感なA以外みんなわかっている。まるだってAのことが好きなのだ。

そして、それをふぉいが一番わかっていた。


だからこその歯がゆさ、やり切れなさ。



社長「まるが自分で選んだんよ。''Aの親友''でいることを。なんでかわからん?」



ふぉい「…わからん。俺は好きな子と友達でおることなんて、できん。」



社長「昨日、ふぉいが出てってから俺ら3人で飲みに行ってたんよ。Aは部屋に籠っちゃったから。まるは一滴も酒飲まなかった。案の定、誰よりも先にAから連絡がきたよ、まるに。」



ふぉいが驚いた顔をして、それから少しだけ俯いた。

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はんな - この小説の脇くんがツボすぎます!溺愛主人公ちゃんこれからも楽しみにしてます!! (2018年10月9日 6時) (レス) id: 951e13eb70 (このIDを非表示/違反報告)
なーたぬ - もっといっぱい書いて欲しい!たのしみにしてるよー! (2018年10月7日 17時) (レス) id: 6af0cea780 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - いきなりコメント失礼します!あの、MJ脇ではなくMGです、! (2018年10月4日 21時) (レス) id: e6c0596515 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 一応言っておきます!MG脇です! (2018年10月4日 16時) (レス) id: 18cec1c29a (このIDを非表示/違反報告)
しろえび - ここのレペ小説の中で一番好きです!主人公ちゃんのキャラが無理しすぎない感じがすごく好きです!!!更新楽しみにしています! (2018年10月4日 0時) (レス) id: f125640495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2018年10月3日 16時

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