【レペゼン地球】新メンバーは妹系DJ No.2

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まる「A〜？おまたせ〜。」


シャワーを浴び終わりAを迎えに行くが、ソファーで寝てしまったみたいだ。

そっと抱き上げて寝室へ。


まる「また軽くなった気が…。」


まるも成人男性としてはなかなか細い方だが、Aはここ最近でまた体重が落ちたみたいだ。ソロでのDJ活動やモデルとしての仕事が増えて忙しいのであろう。そしてメンバーのお世話もある。


どれだけの量の酒を飲んだか、まるは知らなかったが酔って寝ているAを見たのはしばらくぶりだった。




「…ん、まるちゃん？」


まる「ごめんね、起こしちゃったね。寝よ？」


ベッドに寝かせたときにぼんやりと目を開かせた。まるは頭を撫で、また目を瞑るようにと促した。



「…ここどこ？何時今？」


まる「……、」


''ここどこ'' ''いまなんじ''

Aが疲れ切ってるときに寝ぼけて決まって言うセリフだ。



まる「事務所よ。Aの、俺らのおーち。いまは夜やけん、寝る時間。」


「ん、…。」



すーっと眠りについたAをベッドサイドで見つめる。どれだけキツくても疲れてても泣き言も言わないし弱音も吐かない。そんなAの唯一のSOSが、''ここどこ'' ''いまなんじ'' だとまるは思っていた。



まる「このままじゃ良くないなー…。」


仕事を詰め込みすぎているが、Aは全てセルフマネジメントなので自分で管理をしている。新規の仕事の時だけ社長が仲介に入ることも多いが、多種多様の業界からオファーのあるAは一人で動くことが多い。



まる「ちょっとなんとかせんと。」


前髪を少し流してちゅっとAの額にキスをして、部屋を後にした。

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