40. 羞恥 ページ40
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gr「A、似合ってるぞ」
『グルちゃん先輩こそ、似合ってます。』
チアの服に着替え、更衣室から出た後
グルちゃん先輩に出会った。
gr「さすが、選ばれただけあるな。」
そうだ、チアガールといっても
全校の女子がやる訳では無い。
生徒会指名や推薦をもらった各学級の代表がチアガールをやるのだ。
私たちの学校は各学年4クラスなので
4クラス×3学年=12人
その12人の中の1人が私なのだ。
男子の応援団はというと生徒会メンバーが多いので自動的に生徒会メンバーで決定となっていた。
もちろん応援団長はグルちゃん先輩。
『じゃあ、お互い頑張りましょうね』
gr「そうだな。
あ、Aちょっといいか」
『はい、なんですか?』
そういうとグルちゃん先輩は私の腕を引き、抱き寄せ耳元で囁く
gr「A、可愛いな」
チア服という少し露出の多い服のせいか、
この緊張のせいか、腰に回されている手がやけに熱く感じる。
gr「じゃあ」
『...まってくださいよ』
この性格はただの負けず嫌いか。
それでもこの先輩にこんなことしたら宣戦布告と捉えられてしまってもおかしくはないであろう。
けど、自分が恥ずかしいままで終わるのは嫌だ
手をちょいちょい、っと動かし顔の位置が同じになるくらいまでしゃがませる。
そしてさっきやられたように耳元で
『グルッペンも、かっこいいよ』
これは逃げるが勝ち。
後ろで満足そうに「ほう。」って言ってるのなんて知らない。
少し赤い顔がバレないように隠しながら集合場所に行った。
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あおな(プロフ) - 桃風味の水さん» コメントありがとうございます!!面白いだなんて嬉しいです。笑 更新頑張ります!! (2020年1月15日 4時) (レス) id: c66ea83edc (このIDを非表示/違反報告)
桃風味の水(プロフ) - 面白いですね!更新楽しみにしてます!(*^^) (2020年1月14日 21時) (レス) id: 05d8028f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおな | 作成日時:2020年1月14日 20時