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「ねぇAちゃん、ちょっといいかな」
私が恐れていた展開が来たかもしれない。
この子は一種のスクールカースト上位にいるような女の子
こんな所じゃあれだから、といって空き教室に連れてこられた。
取り巻きたちは着いてこなかったみたいだけどそれはそれでちょっと不安だなぁ、
『急に呼び出して、どうしたの?』
「あのさ、友達になって欲しいんだよね」
『えっ、』
「あ、ごめんね嫌だったよね」
『いやいや!全然そういうのじゃなくて
高校入ってからまともに女友達がいなかったから嬉しくて、』
「え、それは友達になってくれるってこと!?」
『うんうん!もちろんだよ!!』
びっくりした、絶対に
「生徒会と仲良くしてんじゃねぇよ」
みたいな展開になると思ってたから
こんなことってあるんだ
凄く胸がほかほかして心地よかった。
放課後の生徒会ではみんなに何か嬉しいことがあったのか、と聞かれたけど
友達できたくらいで喜んでるのがなんか恥ずかしく思えてきたから内緒にしといた。
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あおな(プロフ) - 桃風味の水さん» コメントありがとうございます!!面白いだなんて嬉しいです。笑 更新頑張ります!! (2020年1月15日 4時) (レス) id: c66ea83edc (このIDを非表示/違反報告)
桃風味の水(プロフ) - 面白いですね!更新楽しみにしてます!(*^^) (2020年1月14日 21時) (レス) id: 05d8028f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおな | 作成日時:2020年1月14日 20時