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いつものように来る夜
だけれど、彼と星の下で踊ったあの夜はもう来ない
分かりきったことなのに、今でも私はその事を理解したくはないみたいだわ
私はただ1人、部屋の窓から夜空を眺めた。
星が綺麗であればあるほどに、私は惨めだと感じることはたまにある。辛いことがあったならば尚更に
｢…ダメ、泣いちゃダメ｣
女王となる人間である私、気高く生きていかなければいけない。だからこそこれで良かったの
なのに…
｢なんで私、星ヶ崎セナなんだろう｣
当たり前のようで、他の人には当たり前じゃない
それは私が私である宿命なのに…
貴方に会うまでは諦めきっていたことなのに…
｢…｣
―――コンコン
扉が鳴った。
｢は、はい｣
扉の向こうから、馴染みのある声が聞こえた。
ソラ｢お嬢様、お父様がお呼びです。｣
｢ソラ…｣
ソラ｢貴方はまた、彼に会ったのですか？｣
｢…｣
ソラ｢…全く、貴方も自由な方ですね｣
ソラは昔、月の国のお嬢様の使用人をしていたそう。
でもそのお嬢様は怪盗である男性と駆け落ちしたらしい
｢…愛を貫ける勇気は強いわ、私にはお父様1人に逆らう勇気さえない｣
私の心にある愛は、何にも侵されない…
今はまだ、そう言いきれない。
ソラ｢…大丈夫ですお嬢様。たとえ貴方が誰と結ばれようと、どの道を選ぼうと…私はそばにいます｣
｢何それ、ソラらしくないわ！行きましょ！｣
ソラ｢はは、そうですね｣
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メロンパン - お久しぶりです。受験、終わりました。やっと、セピカさんの話読めます！私、この非現実的な話好きですわ。これからもよろしくです！ (2021年3月16日 19時) (
レス) id: 4669bf361c (このIDを非表示/違反報告)
葵 林檎 - 情景が浮かびやすくて、とても綺麗な感じだから、めっちゃドキドキして読んでいます…！ この二人は、どうなるんでしょうか…？！ 更新、頑張って下さい！めっちゃ応援してます…！ (2021年2月17日 16時) (レス) id: 2561b1222b (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 自分も許されない恋をしているので、主人公にすごく共感できます…。 (2021年1月29日 19時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年1月25日 21時
