４０話 ページ42
緑side
「昨日楽しかったね〜」
「ね、でも帰ってきてお風呂入らないで寝たからとりあえず風呂入りたい」
「そうだね！私さっきおじいちゃんからメール来てたしそれ返してからになるし先入ってて」
「分かった」
風呂場へと向かう渚ちゃんの背中を見た後に、私は2階の自室へと向かった。
おじいちゃんってば最近メールの使い方分かってきたからってメール何かある度送ってくるからな〜……
あ、後でお土産渡しに行かないと。……でもお風呂出てからかな？
「えーっと……件名ワシ73歳☆……」
おじいちゃんって今までこんな感じの文章送ってたっけ……？と疑問を抱きながら、私は内容を確認する。
簡単にまとめると、事故物件に住まわせてごめんねっていう謝罪ともし良かったらおじいちゃんお母さん達の所に住むことになるからそこ来る？という提案だった。
「あー……どうしようかな……でも引っ越してきたばっかりだし……」
とりあえずおじいちゃんにはもう少し待って貰う事にして、渚ちゃんの「出たよー」という報告を聞いて風呂場へと向かった。
・
「よし、渚ちゃん行こっか！」
「そ、そうだね緑……！」
我々ださん達にお土産を渡しに行く事になり、若干緊張している渚ちゃんを宥めつつチャイムを鳴らした。
「はーい……あ、渚さんと緑さん、どうしました？」
「えっと、昨日U◯J行ったのでそのお土産を……！」
出てきたエーミールさんに渚ちゃんがお土産の入った紙袋を渡す。
「色々とお世話にもなっているのでどうぞ！」
「ありがとうございます、皆さんにも伝えておきますね！」
「はい！それではまた今度……」
閉められた扉を見届けた渚ちゃんは一気にどっとため息を吐いた。
「はぁ……緊張した……！！」
「渚ちゃんお疲れ様！」
「というか、緑何も言わなかったけど良かったの？」
「え、うん、渚ちゃんと我々ださんが話している所見たかったから！」
なんだかんだ言って渚ちゃんのおかげでもあるからね、ここに住めたのも。渚ちゃんが嫌って言ってたらここには住まなかった訳だし。
「あ、そうだ渚ちゃん」
「ん？」
こっそり持ってきていた小さめな紙袋を渚ちゃんに渡す。
実は渚ちゃんのお土産も買ってきてたんだよね。
「いつもありがとう！っていう事であげる」
「え、これって……買ってたの？」
「うん！」
「わー、まじか……緑ありがとう！」
「どう致しまして〜！」
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緑(プロフ) - レーナ（アンテファン）さん» 申し訳ありません、この一週間の間他の作品の更新などを用事の合間を縫ってしていたのでこちらまで行き届きませんでした。できれば今日中に更新できればと思います。この作品を他の作品の中から見つけていただきありがとうございます (2020年10月26日 17時) (
レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - なぜ続きないノダ私応援するから続き出してぇ！！あなた様の作品をやっとみつけられたのにいいい（だいぶ自己中） (2020年10月26日 17時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - コメントありがとうございます！(感謝の意を込めて連れ戻す) (2020年9月9日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - あ゛っ…（好き過ぎて昇天中） (2020年9月9日 18時) (レス) id: 06fca141db (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 猫大好きさん» コメントありがとうございます！最高だなんて褒め言葉、私達にはもったいないくらいです……！ (2020年8月23日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
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