友とシェアハウスしたら推しと出会った件【合作】【wrwrd】

３３話 ページ35

渚side



「楽しみ…！だけど緊張するっ…！！」
「渚ちゃーん？準備出来た？」
「あ、うん！」

あの後戸惑いながらも欲が抑えられなかった私は緑に聞いてみて、と頼んだ所なんとOKされた。
我々ださんからは四人来るのだが誰が来るか聞かされていない。

緑に玄関から呼ばれて急いで靴に履き替え扉を開ける。

「ひぎゃっ…」

綺麗な青色が広がる空を見て安心した。
我々ださんに挨拶しようと目線を下ろすと私服の彼等が目に入り悲鳴(？)が出る。

か、格好いい…。いつもの服とはまた違って新鮮と言うか…！！

完璧に見惚れている私の足は止まっていて、前に進めない緑にチョップされる。

「あだっ」
「渚ちゃん、気持ちは分かるけど抑えて？」
「ご、ごめん…。挨拶しなきゃね」

とは言うもののやっぱり緊張して緑の後ろを着いていく。
我々ださんと目が会い、緑が早足になり私も軽く駆ける。

「おはようございます」
「お、おはようございますっ」

「おはよ、今日は楽しみやね」
「誘ってくれてありがとうございます！」
「いえいえ、寧ろ来てくださってありがとうございます」

肝心の四人は誰かと言うと…
鬱さん、チーノさんにショッピさん。そしてコネシマさんだ。
軍団に部長ではないか、眩しい…！！

緑と新旧詐欺師組が会話しているのを遠目に先輩後輩組をチラッと見る。
特に会話している訳でも無く無言で三人を見ていた。
少し驚いた、コネシマさんとか楽しみにしていそうだなって思ったんだけど。

そう思いながら見ているとショッピさんが口を開いた。


「…ほな、行きません？早く行かんと遊ぶ時間減りますよ」
「せやな。行こか」

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