２３話 ページ25
渚side
「風呂、どうします？」
あの後推し様方と話をしてぶっ倒れそうになった私。
今はもう空も暗闇に染まっている時間帯。
トントンさんにそう聞かれ、私は緑にどうしようかと言う意味合いで緑の方を向く。
「あ、渚ちゃんと一緒に入ります。と言うか私達お邪魔させて頂いている側なんで最後で大丈夫ですよ？」
「いや、受け入れたのは此方ですし女性なんで...」
紳士しか居ないのかここは。
こくこくと頷く事しか出来ない私を置いて話は進んでいく。
今も冷静に対応している緑だが、内面発狂しているのか...。
よく表に出さないでいられるね。
「...じゃあお言葉に甘えても良いですかね？」
「どうぞどうぞ、僕らは飯の準備してるんで」
「ありがとうございます本当に...渚ちゃーん、お風呂入るよ」
「うぇっ！？あ、はい！ありがとうございます...！」
トントンさんに浴室の場所を教えられ、緊張しながら周りを見渡す。
では、と言って彼は急ぎ足で浴室を後にした。
はぇ〜、流石。シェアハウスしてるから広い...
「渚ちゃん？服脱がないの？」
「あ、脱ぐ脱ぐ。広いなぁって思ってさ」
服の脱いで一応畳んで置いておく。
緑は先にお風呂場へ行ってしまった。
扉を開け、恐る恐る中へ入っていく。
「あ、ひっろ」
「...」
浴槽も大きくて、一気に二人三人位入りそう。
広いのにきちんと掃除もされていて、流石だなぁと思う。
「...渚ちゃん、大きくなった？」
「ん？何が...っておい来るんじゃないよ」
「分けてくれたら良いのよ」
「緑もあるから良いでしょ！？」
ニコニコと悪い笑みを浮かべて迫ってくる緑。
落ち着け、落ち着けと説得してみるが全てスルー。
とうとう壁にまで追いやられてしまった。
「きゃっ！？お、お巡りさん！！へるぷみー！！」
「ど、どうしました！？」
「貴方が犯罪者だよ！？てか体洗えない！！」
「大丈夫大丈夫私がちゃーんと洗ってあげるから」
「なんか嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」
浴室で阿鼻叫喚が響く。我ながらうるさいとは思うが仕方なくないか？
「楽しかったね〜」
「どこが...？？あ、私もう出るね」
「のぼせた？大丈夫？」
「のぼせてはないから大丈夫」
あの後結局緑に体を洗われました。
お湯に浸かっていたが、そろそろ暖まったし良いかな。
扉をガチャリと開けると、畳んだ服は消えていて変わりの服が置いてあった。
これ、確実に私達の服じゃない。
と言う事はこの服は推し様方の服...あっ...
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑(プロフ) - レーナ（アンテファン）さん» 申し訳ありません、この一週間の間他の作品の更新などを用事の合間を縫ってしていたのでこちらまで行き届きませんでした。できれば今日中に更新できればと思います。この作品を他の作品の中から見つけていただきありがとうございます (2020年10月26日 17時) (
レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - なぜ続きないノダ私応援するから続き出してぇ！！あなた様の作品をやっとみつけられたのにいいい（だいぶ自己中） (2020年10月26日 17時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - コメントありがとうございます！(感謝の意を込めて連れ戻す) (2020年9月9日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - あ゛っ…（好き過ぎて昇天中） (2020年9月9日 18時) (レス) id: 06fca141db (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 猫大好きさん» コメントありがとうございます！最高だなんて褒め言葉、私達にはもったいないくらいです……！ (2020年8月23日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
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