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13話 ページ15

渚side


緑が心なしかニヤニヤしている気がする。大丈夫かな()
まぁ置いといて...さて、動画見よう。

そう言えば、この家緑のおじいさんが色々やってくれたとか言っていたが...
それって結構迷惑かけてるよね。なんかお礼とかした方が良いのだろうか?

「ねぇねぇ緑。この家って前におじいさんが住んでたんだよね?」

「んぇ?そうだよ!」

「それってお礼とかした方が...」

私がそう言うと、緑は表情を曇らせた。え?何だろう。訳ありとか止めてね?


「お礼はしなくて大丈夫...だと思うよ」
「え?ぁ、そうなの?」

「うん...」

なんだか気まずい空気になっちゃったから、大人しく動画を見よう。
昔の声は今と違ってなんだか...若々しいような気がする。

兄さんの声も聞こえているし。


動画に耳を傾けていると、緑が立ち上がった。
なんだなんだと思い、時計を見るともうバイトがある時間。

緑は行かないといけないのか。

ばたばたと足音をたてて緑は自分の部屋に行き、荷物を取ってきた。


「じゃあ渚ちゃん、行ってくるね!」
「行ってらっしゃい。頑張って!」


にこりと笑い、緑は行ってしまった。
私は何をしようかな、だなんて思い窓を見るとそこには洗濯物が。

今日は天気も良いし流石に乾いているだろう。
なら今のうちにやってしまおう。後回しは良くないしね。

洗濯物を取り入れてお隣さんを見ると、本当に居るんだなぁ。と実感する。

声も聞こえるような気がして、なんだか嬉しくなり鼻唄を歌う。

「ふんふーん...ん??」


もう全部取り終わったか、と鼻唄を止めると視線の先には我々ださん。
あ、え、気まずいんですが...?

どうやらこちらにはあまり気付いてないようで、視線はあわない。
ふぅ、と安心して一息つくとエーミールさんらしき人がペコリと一礼した。

私は戸惑ったが、取り敢えず私もお辞儀しておいた。

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(プロフ) - レーナ(アンテファン)さん» 申し訳ありません、この一週間の間他の作品の更新などを用事の合間を縫ってしていたのでこちらまで行き届きませんでした。できれば今日中に更新できればと思います。この作品を他の作品の中から見つけていただきありがとうございます (2020年10月26日 17時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(アンテファン) - なぜ続きないノダ私応援するから続き出してぇ!!あなた様の作品をやっとみつけられたのにいいい(だいぶ自己中) (2020年10月26日 17時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメントありがとうございます!(感謝の意を込めて連れ戻す) (2020年9月9日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - あ゛っ…(好き過ぎて昇天中) (2020年9月9日 18時) (レス) id: 06fca141db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 猫大好きさん» コメントありがとうございます!最高だなんて褒め言葉、私達にはもったいないくらいです……! (2020年8月23日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緑蛙&ナギ x他2人 | 作者ホームページ:ない…です!  
作成日時:2020年3月4日 12時

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