罪人についての頁。 ページ21
ざいにん、¨この世界の最底辺¨
あまりに重い罪を犯した為に、死ぬ事も赦されず、不老不死にされた者。
罪人になると利き手の手首に、長い鎖のついた腕輪のような物が付けられ、外す事が出来ない。
その者の持っている属性力の影響を受け、属性で鎖と腕輪の色が変わるようだ。
¨人間が勝手に決めた掟¨を破った者は¨改心所¨へ入れられ、¨神の決めた掟¨を破った者は¨罪人¨にされる。
人間の決めた掟は「人外であっても人間を必要以上に狩って食べてはならない」など、異世界であるが故に例外はあれど¨現実世界¨で言う¨法律¨と内容もよく似ている。
尚、人間の掟でも破り続ければ罪人にされる可能性があり、全体的にそれが理由で罪人にされた者の方が多い。
神の決めた掟は「どんな理由があれど、一つの種族が全滅する程の虐殺をしてはならない」「寿命や運命をいじったり、ねじ曲げて大きく歪めてはいけない」「死者を甦らせてはならない」など、一部はこんなもの。
それを破った者は¨式神¨によって肉体から魂が抜き取られ、その魂は永遠に近い間、決して傷付かぬように特殊な結界で厳重に管理され、不老不死にされる。
普通ならば生きれば生きる程徐々に魂はすり減っていき、やがて魂は無くなり死んでしまう。
が、罪人ならばどんなに体がボロボロになろうが¨死ぬ事がなく¨、本体である魂が無事なので体もすぐに再生する。
食事も睡眠も要らない…というよりは強制的に摂れなくなり、体が全く食事を受け付けなくなり、何をしようが絶対に眠れない。
最初は「便利な体だ」と思うかもしれないが、罪人はこれからずっと「死んだ方がマシ」と思う程の¨退屈さ¨に耐えなければいけない。
罪人になった時点で人間も人外も、その者を¨人¨として扱わない。
鎖と腕輪で罪人と判断され、ある者は「化け物だ」「極悪人だ」と避け、罵り、恐れ、あるいは不老不死の体に興味を持たれ、恐ろしい実験の実験体にされたり、人権なんてものも無い故にタダ働きの召し使い…いや、それ以下の存在にされるかもしれない。
…罪人に普通に接してくれる者など居ない。人知れぬ場所でひっそりこっそりと、自害も出来ず、延々¨ただただ生きるだけ¨という道しか、罪人にはない。
一応罪人でも何千年、何万年と刑期があり、それが終われば罪人でもなくなるが、その前に¨心¨が壊れてしまい、死んだも同然な状態になってしまう者が殆どである。
エージェントの頁。(復讐したい人はいますか？)→←インレチュアルの頁。(あったかもしれない物語にて登場予定)
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緑 - 砂利道の石さん» おっ向こうで色々書いときますねー、コメントありがとうございます〜 (2020年1月27日 20時) (
レス) id: 415ef305ab (このIDを非表示/違反報告)
砂利道の石 - えもえもですね！！よければ罪人についてもっと詳しく教えてもらってもいいですか？ (2020年1月27日 19時) (レス) id: 58e7706d94 (このIDを非表示/違反報告)
緑 - まさかこれにコメントつくとはっ…ありがとうございます〜、これからも頑張りますっ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 415ef305ab (このIDを非表示/違反報告)
黒井 屑(プロフ) - 罪人が個人的に一番好きです。更新頑張って下さい。 (2019年12月28日 23時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 緑 | 作成日時：2018年12月31日 20時
