10 ページ10
しばらくして、
「デリシャース！」
という声が響いた。
けっこう聞いててスッキリする。
もう食べ終わった為、車椅子を押した途端、大きい音がした。
その方を見ると、テーブルが大きくずれている。
軽く息を切らした、あの時の男の子。
…そう、髪の毛を青く染めて、束ねたあの人。
けっこう短気なんだね。
私はお構いなしに車椅子を進めたが、後ろから大きな足音が。
荒れているから、プラチナだな。
車椅子を脇に寄せて止まり、何かをするふりをした。
その時、イヤホンから声が聞こえた。
彗『どーだい、あのバカの様子は？』
A「生徒会長のこと？
…ええ、成功した」
後ろからプラチナが来ている為、小さな声で話す。
…お兄ちゃん、声大きいよ。
彗『やあっぱりなあ！
相当なアホづらをしてただろ？』
A「…一緒に行動してないから、分かりませんよ」
お兄ちゃんは、そうかそうかと言ってすぐに通信を切った。
…自分勝手。
後でしばいてやる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏衣悠斗(プロフ) - ファイト (2015年4月7日 11時) (
レス) id: 6525e9a48c (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 面白いです！頑張ってください*\(^o^)/* (2015年4月6日 18時) (レス) id: e08f16bc6e (このIDを非表示/違反報告)
(*^_^*) - 頑張って下さい♪応援してます！ (2015年4月4日 17時) (レス) id: 6f715a7977 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LongMine | 作成日時：2015年4月4日 1時
