初めまして玄弥くん(2) ページ23
『そっかあ…それをずっと謝りたくて鬼殺隊にも入ったのね』
「はい…」
悲鳴嶼さんの元へ向かう道中
二人の仲違いの理由を聞いた。
『呼吸使えない分、鬼喰いかあ…すごい特殊体質なんだね』
「みたいですね…良くないのはわかってるんですけど…蟲柱の胡蝶さんにも凄え嫌な顔されたし…」
『私はまだその胡蝶さんに会った事無いけど…うーん。まあでも仕方ないんじゃないかなあ。それで玄弥くんなりに頑張ってきたんでしょう？』
「…一応…」
『そりゃあ、実弥さんの立場からしてみたらまず心配するし怒るのもわかるけど、だからといってさっきみたいなのはダメだと思う。」
「…Aさんはいいんですか…？兄貴の方にいなくて」
『いーの、いーの。私には関係ないって言われたし。私の私情には散々突っ込んでおいて、自分の大事なことは言ってくれないんだから。実家に帰るって置き手紙して出てきたよ。』
「そこまでして大丈夫なんですか！？」
『自業自得よ。』
「俺のせいで…すいません…」
『玄弥くんは何も悪くないよ。これで実弥さんが私に冷めるならそれまでの気持ちだったって事でしょ。』
「でも…」
見た目に合わずウジウジしてる玄弥くんに
気にしすぎだと背中を強めに叩いた。
『大丈夫だよ。ていうか、それとこれとは話が別！あの人にもちゃんと反省してもらわないと。炭治郎くんにまであんなにボコスカしちゃって！柱だからって何しても良いわけじゃないもの。』
「ありがとうございます…」
『お礼なんかもいらないよ！私が勝手にしてきたんだから』
そう言うと肩の重荷が取れたように
玄弥くんの表情は柔らかくなった。
『あ、もう悲鳴嶼さんの所につくね！少し怒られちゃうかも知れないけど、悲鳴嶼さんも事情しってるならきっとそんなに怒らないさ！がんばろ！』
「はい。」
悲鳴嶼さんの稽古場につき、事情を話すと
玄弥くんは悲鳴嶼さんと二人で話す事になり
一旦別れた。
大丈夫かなあ…。
話が終わるまで稽古場の訓練生達を見学していると
滝に打たれ懸命に念仏を唱えてる隊士もいれば
岩に張り付き暖をとっている者もいた。
『あ！伊之助くん！』
岩に張り付いている者の中には
先日、風柱邸での稽古を終えて
悲鳴嶼さんの稽古へ進んだ伊之助くんがいた。
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AYA - しのぶさん一回も出てないww (2021年10月10日 16時) (
レス) @page49 id: d9c298088e (このIDを非表示/違反報告)
おぎ丸(プロフ) - ちびごん様≫コメントありがとうございます！ニヤけてもらえて嬉しいです！今後ともお付き合いくださると感激です！ (2020年5月29日 0時) (レス) id: 52f4783003 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん(プロフ) - 初コメさせてもらいます！毎回うわぁぁ！と思ったらニヤけまりして読んでます！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: de3300122a (このIDを非表示/違反報告)
おぎ丸(プロフ) - 灰色サーモン様≫嬉しいご感想ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします！ (2020年5月19日 4時) (レス) id: 52f4783003 (このIDを非表示/違反報告)
おぎ丸(プロフ) - あおい�桐輸笋△蠅�とうございます！頑張らせていただきます！ (2020年5月19日 4時) (レス) id: 52f4783003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぎ丸 | 作成日時：2020年5月18日 7時
