22 ページ22
そんな事を言われても、遊びで来てるわけじゃないし、私も海に入りたい。
でも、あまりにも悲しいような、辛そうな顔をしているから、仕方なく海に入る時以外は上にTシャツを着る事にした。
しかもそのTシャツは、ひかるのもの。
長身でムキムキのひかるのTシャツは、当たり前のようにデカい。
私が着るとワンピースみたい。
岩｢可愛い...｣
私がひかるのTシャツを着ている事で機嫌が直ったので、まぁいいか、とみんなの元へ行く。
時間の都合上、ダイビングかシュノーケリングのどちらかしか体験出来ないらしく、私はシュノーケリングを選んだ。
真希と翔太はダイビング、ふっかとひかるはシュノーケリングを選んで、それぞれ海に入った。
初めて入る沖縄の海は本当に綺麗で、色々な魚が泳いでいる。
綺麗な海に感動していると、私の横を何かが横切った。
何だ？とそちらを見ると、なんとウミガメ！
まさかこんな至近距離でウミガメを見れるなんて！と1人で興奮していたら、ちょうどそこにひかるが！
海の中で喋れないから、身振り手振りで何とかひかるに気付いて貰った。
こちらにやって来たひかるに、ウミガメの方を指さして教えると、ひかるも興奮しているようだった。
その後すぐ海から上がり、先程のウミガメで盛り上がる私とひかる。
『さっきの凄くない？！まさかウミガメ見れるなんて思わなかった！』
岩｢ほんと！教えてくれてありがとう！おかげで凄くいいもの見れた♪｣
『せっかくだし、ふっかにも見せてあげたかったね。あの子どこ行ったんだろ。』
岩｢残念だよね、こういう時にいないの。｣
『まぁ、そういうとこがふっからしいと言うか、なんと言うか(笑)』
ちょうど近くにいなかったふっかを残念に思いながら、先に上がったシュノーケリングチームは着替えに向かった。
その後ホテルに戻って夜ご飯。
そこでウミガメの話をしたら、案の定ふっかは悔しがっていた(笑)
何でも、初めはちゃんとシュノーケリングしてたらしいんだけど、途中で、旅行に来てた綺麗なお姉さんと話してたみたいで、後半はほぼ陸にいたらしい。
何してるん(笑)
ちゃんとシュノーケリングしなよ(笑)
ふっかに呆れながらご飯を食べた。
さて、明日はお待ちかねの自由行動！
美ら海水族館行って、国際通りでお買い物♪
楽しみ過ぎる！
早めにベッドに入ったものの、ワクワクしてなかなか寝付けなかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちり(プロフ) - ワラビー餅さん» コメントありがとうございます😊あと少しで終わります。よろしけれ最後までお付き合い下さい✨ (3月31日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビー餅(プロフ) - 凄い展開になって来ましたね。誤解解けると良いのですが (3月31日 18時) (レス) id: c0b26c55df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちり | 作成日時：2024年2月16日 20時
