【呪術廻戦】猫、始まりました

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ここは寮からも、今頃みんなが居るであろう教室からも結構離れてしまっている


最近すっかりサイズアップした私は


歩いてるうちに誰か拾ってくれないかなぁ、そんな事を考える


足元のたんぽぽに視線を奪われていると人の気配を感じて顔を上げた


水色の髪をした女の子がキョロキョロしている


探しものか何かだろうか


困っている女の子は放っておけない主義なので(暇なだけ)話しかけてみる


「ニャン？(どうかしましたか？)」


「！？、…猫？」


突然の猫の登場に驚いている様子の彼女の服には高専制服のボタンがついている


この子も高専生か、見た事ないけどこのタイミングは京都校の子かもしれない


「びっくりした、ごめんね、猫ちゃんもびっくりしたよね」


いえ別に、そんな思いも込めて屈んでくれた彼女の手にすり寄る


「もしかして歌姫先生が言ってた五条悟の猫ちゃん？」


やっぱりそうか、この子は京都校の生徒だ


にしてもなんだ【五条悟の猫ちゃん】って


「聞いてた通り可愛い…わ、本当にティ●ァニーの首輪してる…」


「ここにいるって事は五条悟が到着したの？」


「ミャン…(お待たせして申し訳ない…)」


「困ったな、学長にお茶を頼まれたんだけど自販機の場所がわからなくて…猫ちゃん知らない？」


なんてね、と笑う彼女に背中を向けて歩き出す


少し進んで振り返り一声鳴く


察してくれたのか半信半疑、というような表情で付いて来てくれる


数分後、無事に自販機でお茶を買う事ができた彼女はとても喜んでくれた


また今度遊んでくれる約束をして彼女は来た道を走って行った



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三輪ちゃんの口調とは一体、、
誰も見てない時に猫ちゃん呼びしてほしい

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