【呪術廻戦】猫、始まりました

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日向ぼっこの帰り道で悠仁君に遭遇した


手にはポテチとコーラ


こないだの夢コーラ美味しかったな〜


「ニャン(悠仁君)」


「お、A 今日も可愛いな〜」


わしわし、という効果音がピッタリな撫で方は悠仁君らしいと思う


「ミャ？(どこ行くの？)」


「Aは散歩帰りか？俺はこれから映画観るんだけど伏黒にも釘崎にも断られたんだよなぁ…」


映画いいなぁ〜今週の金曜ロ●ドショーなんだっけか


「暇なら一緒に観るか？」


え、いいの？観る観る！


「ニャン！(うん！)」


しゃがんでいた悠仁君に意気揚々と飛び乗った





まではよかった


地下室のような場所で観始めた映画はまさかの


日本の代表的ホラー…


騙された…(騙されてません)


悠仁君っていつもほわほわした雰囲気で平和の象徴みたいなイメージがあったから


コメディとかジ●リとかデ●ズニーとかが観られると思ったのに…


恵君と野薔薇ちゃんが断ったと聞いた時点でそんなほんわかした映画じゃない事に気づくべきだったのかもしれない


日本のホラーは精神的にくるので開始10分でもすでに怖い


今から一人であの薄暗い階段を上るなんて無理だ


どうしようもないので悠仁君の膝に乗り顔を伏せる


人様の膝に乗るのも慣れたもんですわ


「お？なんだA、眠くなったのか？」


「みぅ…(違う…)」


幸い悠仁君は動物を無意識にずっと撫でるタイプなので映画が終わるまでこのまま＿＿


「あれ？悠仁、今日は日本映画な気分なの？」



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