story 7 ページ8
黒子side
僕が一軍に入って間もない頃
白咲さんのクラスに転校してきたらしい、谷原柚萌さんと言う方がバスケ部に入部しました
最初は桃井さんや白咲さんとも仲が良かったので気にしていませんでしたが、僕はある時見てしまったんです…
谷原さんが桃井さんの事を殴っている所を…─
その時僕は、混乱していて助ける事が出来ませんでした
…いや、混乱なんてしていなくてもきっと
僕には助ける事が出来ませんでした
だから白咲さんが部室に呼び出されていた時、嫌な予感がして後をつけて行ったんです
その途中、桃井さんとも出会って2人で白咲さん達を尾行しました
谷原さんが刃物を出したのを見て止める事も出来ない僕らはせめて、と携帯で録音をしたんです
だから２人で証拠を突きだそうと思っていたのですが…
桃井さんが途中で気分を悪くしてしまい、出来なかったんです
その日は桃井さんが早退してしまったので明日にでも、と思っていたのですが
今は三学期
しかも冬と言えばインフルエンザです
だから遅くなってしまいましたが、もう谷原さんの好き勝手はさせません
白咲さん、一緒にこの地獄を終わらせましょう
─────────────────
主人公side
黒子「…という訳なんです」
『成程なぁ』
そんな事が裏であってたのか…
そんな事を思っていると、さっきまで俯いていたさつきが顔を上げた
…と同時に顔を強ばらせた
桃井「えっ…え……、あ、A…
その、それ…
その髪の毛…どうしたの…！？」
私はちょっと前まで髪が凄く長かったから驚いているんだろう
しかも、その髪を凄く大切にしていたから
『これね、切られちゃった』
桃井「そん…な、誰がｯ…」
『青峰君』
桃井「…え？」
そりゃ驚くのも無理ない
あの青峰君が、だ
ましてや自分の幼馴染みがそんな事するなんて信じたく無いだろう
青峰君は仲間意識が強い
だからこそ信じたんだろう、柚萌ちゃんを
私の時もそうだった
昔不良に襲われた時も、凄い勢いで殴って相手を止めたんだ
きっと仲間と仲間を天秤にかけた時、不利な状況にいたのが私だった
即席の判断で決めたんだ
だからこそ、悪い奴じゃ無いのはわかってる
彼はお馬鹿だから
きっとあの時みたいにやり過ぎちゃうんだろう
今も、昔も
──────────────────
なんかキセキ凄い悪者っぽくてすんませんm(_ _)m
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ルイ - これさいっこうです！続き楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年9月1日 21時) (
レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - え、ナニコレ。めっちゃ好き! あ〜花宮くんがかっこいい(黒バスでは花宮くん推しなんですw)体調に気をつけて更新頑張って欲しいです!続き、楽しみにしてます! (2018年8月27日 16時) (レス) id: db72895e70 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - チャチャ猫さん» こんにちは、面白いと言って頂けて嬉しいです！最近はこちらに顔を出していなかったので出そうと思います！花宮sideですね、了解です！コメントありがとうございました！ (2018年8月3日 18時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
チャチャ猫 - とても面白い作品ですね！花宮sideも書いて頂けると嬉しいです！ (2018年8月3日 18時) (レス) id: 2380fa8015 (このIDを非表示/違反報告)
霧月(プロフ) - iceblast5さん» こんばんは、コメント、御観覧、身体のお気遣い有難うございます！楽しみと言って頂けて嬉しいです！頑張ります！ (2018年6月18日 21時) (レス) id: 77a041f6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧月、藍伊 x他2人 | 作成日時：2018年5月28日 20時
